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「松塊」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.15
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今回ご紹介する言葉は「松塊」です。

「松」も「塊」も決して難しい漢字ではありませんよね。しかし「塊」の読み方は1つしか知らない方もいらっしゃるかもしれません。

そんな「松」「塊」が組み合わさった「松塊」、なんと読むのかお考えください!

「松塊」の読み方!

「松」はそのまま「まつ」と読みます。問題を解く鍵となるのは「塊」です。

「かたまり」とも読みますが、今回は不正解になります。この漢字は他に「土塊(つちくれ)」のように「くれ」とも読みますが、これも正解ではありません。

ヒントを出すと、今回の「塊」は、他の漢字では「程」と同じ読み方をします。「残業は程々にしてね」などと言いますよね。

そう、正解は「まつほど」でした!

「松塊」について

「塊」を「ほど」と読む。かなり意外な読み方だったかもしれませんね。

それでは、意味の確認に移りましょう。「松塊」は、実はみなさんの食卓にも並ぶアレの一種でした!

まつ‐ほど【松塊】〘名〙きのこ「ぶくりょう(茯苓)」の古名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

なんと、きのこのことを指していました。「茯苓(ぶくりょう)」は松の木の根に寄生するきのこで、鎮静・利尿・強壮の効果があるそうです。

この「茯苓(ぶくりょう)」、あまり馴染みがないものかもしれません。初めてこの言葉を目にした方もいらっしゃるかと思います。

その姿は、私たちのよく知る「椎茸(しいたけ)」や「舞茸(まいたけ)」などとはかなりかけ離れているものです。どちらかというと、世界三大珍味の「トリュフ」に似ていると言えるかもしれません。気になる方は、ぜひ調べてみてください!

まとめ

「松塊」は「まつほど」と読み「茯苓(ぶくりょう)」というきのこの古名でした。

今後も「松塊」のような難読漢字をたくさんご紹介させていただきます。次回をお楽しみに!