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「堅塩」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.8
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「塩(しお)」というと、料理の味を決める、重要な調味料ですよね。身体にも必須ですが、取り過ぎると健康診断が気になるものでもあります。

今回ご紹介する言葉は、そんな塩にちなんだ「堅塩」です。いったいなんと読むのでしょうか…?

「堅塩」の読み方!

そのまま「かたしお」「かたいしお」と読んでも正解ですが、正解はあと1つ残されています。

ヒントを出すと、この読み方は上記の「かたしお」に少し近いかもしれません。読み仮名は3文字ですよ!

いかがでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「きたし」でした!

「堅塩」について

なぜ「きたし」と読むのかというと、一説には「きたす」という動詞の連用形「きたし」に「しほ」がついた「きたししほ」を略したものとも考えられています。

さて、読み方がわかったところで、意味の確認に移りましょう。「堅塩」はなにを指しているのか、辞書には以下のように記載されています。

きたし【堅塩】
〘名〙
① 精製しない固まった塩。かたしお。
② 内宮の御浜出の時に、干鮑(ほしあわび)に添えて饗する塩をいう。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「精製しない固まった塩」などの意味がありました。ちなみに、精製された塩のことは「沫塩(あわしお)」と言います。こちらも難読漢字かもしれませんね。

余談ですが、この「堅塩」とは少し違いますが、ご自宅の塩が湿気で固まってしまっている方がいらっしゃるかもしれません。そんな時にはフライパンで炒ることをお勧めします。湿気も飛び、パラパラの使いやすい塩になりますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「堅塩」は「かたしお」「かたいしお」の他に「きたし」とも読みます。

「塩」は料理にかけると美味しいですが、かけすぎにはご注意くださいね!