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「銀子」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.22
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今回ご紹介する言葉は「銀子」です。

一見すると、人の名前かと思う方もいらっしゃるかもしれません。

そんな「銀子」、その他の読み方と併せて意味も一緒にお考えください!

「銀子」の読み方!

「銀子」は人名として「ぎんこ」と読む場合もありますが、今回はそれ以外の読み方です!

「ぎんこ」以外に読み方は3つあります。1つめは「ぎんす」、2つめは「ぎんし」こちらは比較的簡単かもしれません。

しかし、残る1つはかなりの難問です。

「何も思いつかない…」と頭を抱えている方もいらっしゃるかも…。そうなっても不思議はありません。この読み方は「唐音(とうおん)」という中国由来のもの。難読漢字たる理由はここにあります。

それでは、気になる正解を発表します。

正解は「いんつう」でした!

「銀子」について

「銀子」と書いて「いんつう」と読む。日本語の感覚では、正解になかなか辿り着けない難問でした。

さて、冒頭で「読み方と併せて意味も一緒にお考えください!」とお伝えしましたが、意味の見当はつきましたか?

「もう分かった!」という方も、まだの方も、ここで確認しておきましょう。

いん‐つう〔ヰン‐〕【▽銀▽子/員▽子】
《「いん(銀)」「つう(子)」は唐音》中国から渡来した純良な金銀。転じて、金銭。かね。金子。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「中国から渡来した純良な金銀」、また金銭のことを指していました。

ちなみに、先述した「ぎんす」も同じように「おかね。金銭」のことを指していますが、こちらと「ぎんし」には「銀貨」という、「銀」の文字通りの意味があります。

逆に「いんつう」には「銀貨」という意味はありません。読み方が違えば意味も変わる典型例、といったところでしょうか。

まとめ

「銀子」はそのまま「ぎんこ」と読む以外に、「ぎんす」「ぎんし」「いんつう」と読みます。

みなさんは「銀子」を調子に乗って使いすぎる、なんてことがないように気をつけてくださいね!

 

※参考文献:『デジタル大辞泉』小学館