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「空木」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.11
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「木」、この漢字が含まれる言葉には「馬酔木(あせび)」や「合歓木(ねむのき)」など、読むことが難しいものもたくさんあります。

そんなものの中から、今回ご紹介する言葉は「空木」です。さて、いったいなんと読むのか、みなさんには分かりますか…?

「空木」の読み方!

「空木」の読み方は全部で3つ、そのどれもが、最初の1文字が「う」です。

ヒントは「目が空(虚)」という表現。これを聞いて、ピンときた方がいらっしゃるのではないでしょうか。

1つは正解が分かった方も多いかもしれませんね。

それでは、正解を発表します。

正解は「うつろぎ」「うつおぎ」「うつぎ」でした!

「空木」について

正解のうち「うつぎ」は「ユキノシタ科の落葉低木」(出典:『デジタル大辞泉』小学館)の名前となっています。

しかし、残る「うつろぎ」「うつおぎ」に関しては、特定の植物の名前ではありません。

「うつろ」という言葉の意味を知っている方であれば、「うつろぎ」「うつおぎ」の意味も推測できているのかも…。辞書で確認してみましょう。

うつろ‐ぎ【空木】
〘名〙中が空洞になった木。うつおぎ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「中が空洞になった木」のことでした。

ちなみに「空・虚・洞(うつろ)」とは「中身がなく、からっぽのこと」「心のはたらきが鈍り、ぼんやりしているさま」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)などという意味です。

これを知った後であれば「空木」の意味が、字面通りのものに見えてくるかもしれませんね。

まとめ

「空木」は「うつろぎ」「うつおぎ」「うつぎ」と読みます。

これ以外にも「木」が含まれる難読漢字はまだまだたくさんあります。今後もご紹介させていただきますね!