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「国風」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.2
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今回ご紹介する漢字は「国風」。

日本史を勉強したことがある方は「国風文化」に使われている漢字なので、「こくふう」と読めた方も多いのではないでしょうか。

「国風(こくふう)」とは「その国特有の風俗、習慣。また、その地方のならわし」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)のことです。

今回はそんな「国風」の別の読み方を当てていただきます。さて、いったいなんと読むのでしょうか…?

「国風」の読み方!

簡単に「くにふう」と読んでも、もちろん正解です。

しかし、「国風」の読み方は後1つ残されています。

このままでは難しいので、ここでヒント!

残る1つと「風」の読み方が同じ言葉に「手風」があるのですが、これの別表記は「手振り」です。「えっ、これなら簡単じゃん…」とお思いの方も多いかもしれませんね。

そう、正解は「くにぶり」でした!

「国風」について

この「くにぶり」、意味は「こくふう」と同じです。ちなみに、ヒントでお出しした「手風・手振り」も「ならわし。風習。風俗」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)のことを指しています。

「国風」とは、日本でいうところの「ご飯は残さず食べる」「家に入る際に靴は玄関で脱ぐ」などでしょうか。

他の国では「ご飯は皿ごとに少しずつ残す」「靴は履いたまま家に入る」ことが常識とされていたり、日本で当たり前のことが海外では違う、なんてことも多いかと思います。

それこそ「郷に入っては郷に従え」という言葉があることから、それぞれの国の文化を尊重することが大切、ということなんでしょうね。

まとめ

いかがでしたか?

「国風」は「こくふう」や「くにふう」「くにぶり」と読みます。

みなさんが当たり前と思っていることも、実はその地域特有の「国風」だった、なんてこともしばしば。思い込みには気をつけてくださいね!