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「虎刺」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.7.22
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今回ご紹介する言葉は「虎刺」、こちらの読み方を当てていただきます。

「虎(とら)」といえば、誰でも知っている強くて大きな動物ですよね。

そんな「虎」が含まれる「虎刺」、いったいなんと読むのでしょうか…?

「虎刺」の読み方!

今回はかなり難しい問題なので、早速ヒントを出してしまいます。

「虎刺」の読み仮名は「〇〇どおし」なんです。空欄には、ある生き物の名前が入ります。

「とら」とは正反対の、とても小さな生き物です。もしかすると、みなさんの足元にもいるかもしれませんよ。

いかがでしょう、どんな生き物か見当はつきましたか?

 

それでは、正解を発表します。

正解は「ありどおし」でした!

「虎刺」について

「刺」を「どおし」と読むだけでも難しいのに、まさか「虎」と書いて「あり」から始まる言葉だなんて…と驚いている方がいらっしゃるかもしれませんね。

さて、読み方がわかったところで、とっても気になる意味の確認に移りましょう。

みなさんは「虎刺」をなんだと思っていらっしゃいますか? 予想している方は答え合わせもしてみてくださいね。

あり‐どおし ‥どほし【蟻通・虎刺】
〘名〙
① アカネ科の常緑小低木。関東地方以西の山地で、やや乾いた日陰に生える。高さ一五~九〇センチメートル。初夏、漏斗(ろうと)状で先が四裂した白い花が咲く。実は直径五~六ミリメートルの球形で赤く熟す。とげがアリを刺し通すほど鋭いことからの名という。
② 模様の名(地紋式)。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

鋭いとげをもつ、植物の名称などを指していました。みなさんの予想は当たっていたでしょうか。

引用にもある通り、「ありどおし」は「蟻通」とも表記します。こちらであれば、簡単に答えられたかもしれませんね。

ちなみに、別表記の「蟻通」には「能(のう)」の演目の一つ、という意味もありますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「虎刺」は「ありどおし」と読みます。

「虎」を「あり」と読んだように、知っている読み方とは全く違う…そんなことが難読漢字ではしばしば。

今後もご紹介させていただきますので、お楽しみに!