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「海鏡」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.25
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今回ご紹介する言葉は「海鏡」です。

「海」に「鏡」、それこそ「海」のように映える「鏡」のことなのか。はたまた「鏡」に映る「海」の様子のことなのか…。このように字面から想像を膨らませている方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな「海鏡」、実は海に生息する、ある生き物のことを指しています。さて、いったいどんな生き物なのでしょうか…?

「海鏡」の読み方!

今回はかなりの難問なので、さっそくヒントをお出しします。

「海鏡」の別表記は「月日〇」、空欄にはみなさんもご存知の、焼いたり蒸したりして食べたりもする、あの生き物の漢字が入るんです!

どうでしょう、空欄に当てはまる文字の見当は付きましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「つきひがい」でした!

「海鏡」について

「海鏡」は「つきひがい」という読み仮名の通り、ある貝の名前を指しています。

それでは「つきひがい」がどんな貝なのか、さっそく辞書で確認してみましょう。

つきひ‐がい ‥がひ【月日貝・海鏡】
〘名〙 イタヤガイ科の二枚貝。房総半島から九州にかけての水深一〇~八〇メートルの細砂底にすむ。殻長約一〇センチメートルの円形で、殻頂に耳状の小さな隆起がある。殻は薄く、ふくらみも弱い。外観はなめらかで、つやがあって美しい。殻の表面の色は左右で異なり、色彩の対照を月と太陽になぞらえてこの名がある。(略)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

引用文に「殻は薄く、ふくらみも弱い」「肉は淡黄色で一個の大きな貝柱がある」とありますが、その姿はみなさんもよくご存じの「帆立(ほたて)」にとてもよく似ています。

「帆立」と同じように、バター焼きや刺身で食べると美味しいとのこと。ぜひ一度食べてみたいものですね!

まとめ

いかがでしたか?

「海鏡」は「つきひがい」と読み、貝の一種のことでした。

「海」に関連する言葉には、まだまだ難読なものがたくさんあります。今後もご紹介させていただきますね!