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「口琴」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.5.14
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みなさんは普段楽器を演奏されますか?

小さい頃はピアノを習っていた、中学高校でギターを始めた、という方も多いかもしれません。

今回はそんな楽器の1つである「口琴」、この言葉の読み方を当てていただきます。

「口琴」の読み方!

「口琴」を「口」「琴」のそれぞれの読み方から「こうきん」と読む、と推理した方がいらっしゃるかもしれませんね。それも正解ですが、あと1つ読み方が残されています。

それでは、ここでヒント!

「口琴」の読み仮名は「〇〇ぼん」です。空欄に当てはまる文字を考えてみてください!

いかがでしょう、適切な文字の見当は付きましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「びやぼん」でした!

「口琴」について

「ヒントを聞いても分からなかった…」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。ただ、今回はかなり難しい問題でしたので、答えられなくても不思議ではないですよ。この機会に、ぜひ覚えていってくださいね!

さて、読み方が分かったところで意味の確認に移りましょう。「こうきん」「びやほん」、それぞれ下記の通りとなっています。

こう‐きん【口琴】
弾力のある薄片の一端を口でくわえ、もう一方の端を振動させ、口腔内に共鳴させる楽器。金属や竹などさまざまな素材で作られ、世界中に分布する。ムックリ、琵琶笛など。ジューズハープ。
出典:『デジタル大辞泉』、小学館

 

びやぼん【琵琶笛・口琴】
〘名〙 江戸時代、口を開き、中にはさんで奏した玩具楽器。細長い鋼鉄をかんざしのように二股にし、間に針のような鉄をつけ、先端を曲げ、固着した根本の一端を横ぐわえにし、曲った先端を指頭で弾きながら吹き鳴らす。きやこん。びわぼん。
出典:『精選版 日本国語大辞典』、小学館

「口」が含まれている通り、吹いて鳴らす楽器でしたね。

ただ、引用には「細長い鋼鉄をかんざしのように二股にし、間に針のような鉄をつけ」とありますが、これだけでは、その姿は想像しづらいかもしれません。

そうお思いの方は、ぜひ画像検索をしてみてください! 一般的な「琴」とも「笛」とも異なる姿の、独特な見た目をしていますよ。

まとめ

「口琴」は「こうきん」の他に「びやぼん」とも読みます。

今後も「口琴」のような難読漢字をたくさんご紹介させていただく予定です。次回を楽しみにお待ちください!