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「訳語」は「やくご」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.3.26
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今回ご紹介する言葉は「訳語」です。

異なる言「語」を読めるように翻「訳」する、文章にするだけでもその関係は見て取れますよね。「訳語」の意味を、なんとなく推測できている方も多いのではないでしょうか。

そんな「訳語」、いったいなんと読むのか、ぜひお考え下さい!

「訳語」の読み方!

この「訳語」、簡単に「やくご」と読んでも正解なんです。その意味は「翻訳に用いる語。また、ある語を訳した別の語」(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。読み方も意味も字面通り、と言ったところでしょうか。

ただ、これで終わりではありません。「訳語」にはもう一つ読み方があります。ただ、「やくご」のように字面から読み取れるものではありません。

ここでヒント! 一族や団体で一番の年長者、代表格の人のことを「〇〇」と言いますよね。それがそのまま「訳語」の読み方なんです!

もうお分かりの方も多いのではないでしょうか。

それでは、正解を発表します。

正解は「おさ」でした!

「訳語」について

「おさ」は「訳語」の他に「通事」とも表記します。ただ、どちらであっても「おさ」と初見で読める方は少ないかもしれません。

それでは、意味の確認に移りましょう。辞書の記載は以下の通りとなっています。

おさ〔をさ〕【訳=語/通=事】
外国語を通訳すること。また、その人。通訳。通弁。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

通訳すること、またはする人という意味でした。「やくご」の意味は先述しましたが、「おさ」はそれとは異なっています。混同しないように気を付けてくださいね!

ちなみに、この「訳語」が含まれる言葉に、「訳語を重ぬ(おさをかさぬ)」というものがあります。「途中、通訳を重ねなければならないほど、遠い外国からの道のりであるところを示す語」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)という意味だそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「訳語」は「やくご」の他に「おさ」とも読むことが分かりました。

今後も「訳語」のような難読漢字をたくさんご紹介させていただきます。次回を楽しみにお待ちください!