1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「夫と連絡がつかない」何かあったのではと心配になった私は父とともに捜索へ。すると…

「夫と連絡がつかない」何かあったのではと心配になった私は父とともに捜索へ。すると…

  • 2022.2.22

夫と結婚してから半年ほど経ったころ。お酒が好きで、いつものようにお店に飲みに出かけた夫が、深夜1時になっても帰宅しないことがありました。何度電話しても応答がなかったため、心配になり自分の父親とともに夫を探しに行くと……。

お酒が大好きな夫

夫と結婚してから半年ほど経ったころのお話です。夫は普段からお酒を飲むのが大好きで、家ではもちろん、友人や同僚と外に飲みに出かけることもしょっちゅう。私の父親はお酒を飲まない人だったので、毎日たくさんのお酒を飲む夫を見て、体に悪いのではないかと心配になることも多かったです。

そして、この日も夫は同僚と飲みに行くと言って、18時ごろに家を出て行きました。自宅から車で20分ほどの駅周辺で飲むようで、タクシーで帰ってくるとのこと。いつものことだったので、私は普段通りに家で夫の帰りを待っていました。

深夜1時になっても帰ってこない!

外でお酒を飲む場合、基本的に日付が変わるまでに帰宅することが多く、その日も「23時ごろには帰る」と夫から聞いていました。しかし日付が変わり、深夜1時になっても夫は帰宅しません。心配になった私は夫に電話をかけたものの、何度かけても応答はないまま。「何かあったのでは?」と心配になった私は、すぐに夫を探しに行かなければという気持ちになりました。

しかし、当時に夫が所有していた自家用車は大きめで、私は怖くて運転できなかったということ、タクシーで向かうにしても、どのお店で飲んでいるのかわからないということもあり、私は自宅から15分ほどの距離に住んでいる自分の父親に電話をして、相談することに。

父とともに捜索へ。すると…

父親に事情を説明すると、深夜2時前にも関わらず、すぐに車で私を迎えに来てくれました。そして父とともに、夫が飲みに行くと言っていた駅周辺へ。駅周辺には居酒屋がたくさんあり、探すのは大変でした。

私は夫に電話をかけ続けながらも、父とともにいくつかのお店を覗いて夫がいないか探しました。するとそこに、夫の携帯電話から折り返しの着信が。すぐに電話に出ると、相手は夫ではなく、一緒に飲んでいた同僚でした。どうやら夫は飲みすぎてつぶれてしまったらしく、お店でずっと寝ているとのこと。

お店の場所を聞いた私は父と一緒にそのお店に向かい、ようやく夫を見つけました。心から心配していた私は夫を見つけた瞬間、安心して泣いてしまいました。夫はまだ酔っているようでしたが、泣いている私を見て反省したよう。私の父にも謝罪をし、そのまま父に自宅まで送ってもらいました。

普段からお酒に強く、あまり酔うことのない夫ですが、この日はハイペースで飲みすぎてしまったとのこと。この日の出来事は、私たち夫婦の今後の付き合い方に影響を与えました。

今でも毎日お酒を楽しんでいる夫ですが、私の父親に迷惑をかけてしまったことと、心配のあまり泣いてしまった私の姿が忘れられないようで、飲みに出かけても無理な飲み方はせず、必ず23時までには帰ってくるようになりました。これからも夫には「ほどよく」を心がけながらお酒を楽しんでほしいと思っています。

著者/森井さやか
作画/霜月いく


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく

マンガとイラストを描いてます。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる