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映えスポット&パワースポット盛りだくさん。今だけの【道後温泉】を気ままに散歩旅

  • 2022.2.20
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四国を代表する温泉地といえば、愛媛県は松山市にある道後温泉。ぜひ立ち寄っておきたいパワースポットやお土産がそろう商店街をはじめ、日帰り温浴施設まである、女子旅やカップルにピッタリの観光地です。そのうえ今だからこその超カラフルな場所も! 今回は行き当たりばったりの、のんびり散歩を楽しみます。

パワースポットが集まる冠山とその周辺

温泉街のすぐ東にある標高57mの冠山。その山頂と周辺には温泉の神様、お菓子の神様、恋愛成就の神社などパワースポットが集まっていて、街を見下ろす足湯も楽しめます。

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▲レトロな駅舎の道後温泉駅は明治44年建築の旧駅舎を復元。1階のスターバックスコーヒーは、レトロな店内が素敵です

道後温泉へは、「伊予鉄」の路面電車で向かいましょう。1951年から2021年までの様々な年代の車両が走ります。特に夏目漱石の小説「坊っちやん」には、蒸気機関車が牽引していた頃の路面電車が登場することから、今もSL型のディーゼル機関車「坊っちゃん列車」が運行します。

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▲道後温泉駅前の広場にある「坊っちゃんカラクリ時計」。平日は8時~22時まで1時間ごとに「坊っちゃん」のキャラクターが登場して、音楽にあわせて動きます

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▲お土産を探すなら、駅から道後温泉本館まで続く商店街「道後ハイカラ通り」がおすすめ

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▲女子旅に人気の、恋のパワースポット「圓満寺(えんまんじ)」

812年建立の小さなお寺で、縁結びのご利益で有名。フォトジェニックな写真が撮れる人気のお寺です。

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▲圓満寺のカラフルでカワイイ「お結び玉」

カラフルな布で作られたカワイイお結び玉に願い事を書き、地蔵堂にぶらさげます。この他にも、お洒落なデザインの絵馬「えまたま」や「俳句恋みくじ」など、恋愛成就にパワーを発揮するアイテムがそろいます。

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▲湯の守り神「湯神社」

冠山には道後温泉を守護する湯神社があります。1707年の地震で温泉のお湯が止まった時、「湯祈祷」を行うと再び湧きはじめたと伝わるほどのパワースポット。今も湯祈祷が続けられ、道後の温泉を護ります。

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▲湯神社の境内にある「中嶋神社」はお菓子の神様、田道間守命(たじまもりのみこと)を祀ります

「日本書紀」によると、垂仁天皇が不老長寿の「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」を探すよう田道間守に命じ、10年の歳月をかけて発見します。その非時香菓が、現在の橘(たちばな)。つまりみかんの原種です。最上の菓子とされたみかんは、今も愛媛みかんとして人々に愛されているんですね。

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▲道後温泉本館の南側にある標高57mの「冠山」の山頂にはパワースポットや眺めのいい足湯「空の散歩道」があります。

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▲冠山の南側にある石段には「潔」と彫られた石がある。どんな意味があるのか不明な、ナゾ石です

今だけのカラフル道後がフォトジェニック

道後温泉本館は2024年12月までの改修工事で大きなカバーが掛けられます。「空の散歩道」の足湯からは、その全貌が一望できます。普段は複雑に入り組んだ屋根の見える本館だけど、100年に一度の大改修。今だけの光景です!

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▲冠山の北側にある遊歩道「空の散歩道」には足湯が設けられ、道後温泉本館を見下ろせます

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▲修復中の道後温泉本館、正面側

国の重要文化財にも指定される道後温泉本館は修復工事中。画家の大竹伸朗氏が手がけたカラフルなラッピングアートが見事です。

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▲道後温泉本館は修復工事中ですが、裏に回ると温泉に入れます

道後温泉本館は、男女別の大きな内湯がひとつある、レトロな共同浴場といった趣き。源泉かけ流しの温泉で、身体の芯から温まりました。

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▲2017年にオープンした温浴施設「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」

個性的な建物は飛鳥時代の建築様式で、大浴場や露天風呂、休憩場を備えます。中庭「ハダカヒロバ」では、写真家蜷川実花氏の花や植物のカラフルな写真が230枚も飾られて、絶好のフォトスポットになっています(2024年2月29日まで)。

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▲道後温泉の休日は、宿の湯かごを借りて街巡りを楽しみましょう

湯巡りや温泉街での買い物ができる道後温泉。パワースポットをまわりって運気をあげ、カラフルな道後のひと時を楽しんでみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子>

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