部屋の雰囲気を変えたいときに。賃貸でもOK、簡単DIYのアイディアまとめ

まずは部屋の一画から。「壁紙・リメイクシート」で自分好みのテイストに

こちらのお部屋は、エアコン下の壁の一画を、気分によってさまざまな印象に変えています。マスキングテープを貼った上からベニヤ板を両面テープで貼り、カスタマイズできるように工夫。上部はコンクリート打ちっぱなし風に。

このときは黒板風の壁紙に。

この時はブルーの壁紙。ほんの小さなスペースですが、印象がぐんと変わりますね。壁一面はハードルが高い、という方は、このくらいから始めてみてもいいかも。

こちらの1Kのお部屋でも、コーナースペースの壁を花柄に。「全面だとしつこいかなと思ってこちらの一角に。楽天で購入したマスキングタイプの壁紙を貼っています」。丸テーブルの天板は、壁紙屋本舗で購入した大理石風シートでリメイク。自分のオリジナリティを出されていて素敵です。

コンクリート打ちっぱなしの壁が素敵な、デザイナーズマンションに暮らす方の事例。ネイビーのタイルシートを貼って、おしゃれなキッチンに仕上げています。クールなお部屋の印象に、ナチュラルな雰囲気もプラスされて素敵な仕上がりに。

一般的な洗面台もDIYしたらこの通り。ちょっとごちゃごちゃして見えるミラーキャビネットを外してネイビーの壁紙と「壁に付けられる家具」を取り付けてカスタマイズした事例です。すっきりと印象に変わりました。※外したものも大切に保管しておきましょう。

「クッションフロア」で床の印象を変える

ヘリンボーンとパーケット。部屋によって柄を分けて、床にクッションフロアを敷いた事例。柄ものを並べるのは難しいかなと悩まれたそうですが、色合いが揃っていることもあり、とてもよく馴染んでいます。柄の2つ使い、真似したいテクニックです。

ドア・ふすまを外して「広く、賢く」使う

間取りは54㎡の3DKの団地で二人暮らしをされている方の事例。ダイニング・キッチンと、隣の5畳ほどの洋室は、ふすまを完全に外してひと続きにして使われています。開放感のあるお部屋に生まれ変わりました。

こちらのお部屋では面白いアイディアも。クローゼットのとびらを外して、ロールスクリーンをかけて使用しています。中身の目隠し効果もありますが……。

ただのクローゼットのとびらが、プロジェクターを活用することで、映画などを鑑賞するスクリーンに変わったのです。おかげで寝室でゆっくり過ごす時間が増えたのだとか。

押入れは、集中できる「ワークスペース」に

押入れを収納スペースとして活用するのもいいですが、部屋の雰囲気を変えたい時には思い切ってとびらを外し、ワークデスクにしている方も多くいらっしゃいます。

奥行きもあり、三方囲われているので、集中できる空間に向いているようです。

ベランダに「人工芝・ウッドタイル」を敷いて、落ち着ける空間に

最後は人工芝を敷いて、ベランダで過ごす時間を心地よくするためにDIYされた方の事例。屋外用のダイニングセットを置いています。温かくなったらここで食事をしたり、仕事をしたりして気分転換をするのもいいですね。（※1）

※１ バルコニーは火事などの緊急時には避難路として使用します。特に隣戸との境の間仕切板などの前には、大きなものや重いものは置かないように注意しましょう。紹介しているお部屋のように、すぐに移動できるものであれば問題ありません。