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「カオスすぎる…」彼の家族に驚愕!結婚報告のため、両家が集まった席で目にしたのは…

  • 2022.2.20
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24歳のときに新潟出身の彼と結婚し、今年で結婚12年目になります。結婚が決まって彼の家族や親戚に挨拶に行くと、そこには信じられない光景が広がっていて……。

新潟出身の彼と結婚

もともと私は、お酒が入ると騒いだりする父親の影響もあって、お酒にはいいイメージがなく、普段からお酒はあまり飲んでいませんでした。それに、友人とは飲みに行くよりも食事に行くことが多かったので、そもそも飲む機会もあまりなかったのです。

そんななか、私が24歳のときに新潟出身の彼からプロポーズを受け、結婚することに。そして、私と彼の両親、彼の姉夫婦が集まる顔合わせ当日。彼の家族はみなお酒を飲むと聞いていたので、飲み放題を注文していました。そこで私は、信じられない光景を目にすることに……。

義家族の飲みっぷりに驚愕!

ビールで乾杯したあと、「そろそろ違うお酒に変えましょうか」という話になり、義家族側が「日本酒で!」と声を揃えて言うのです。

私は、「もう!? えっ、もう日本酒にするの?」とビックリ。でも、そこからがすごいのです。彼の両親、姉夫婦達たちも全員、日本酒を飲む手が止まりません。普段からよく飲む私の父でさえ衝撃的だったようで、かなり驚いた表情でした。普段、カクテル2杯ぐらいしか飲めない私にとっては、この光景はもはやカオスでしかありませんでした。

そして、私は「新潟の人たちってこんなに飲むのか……この義両親や親戚たちとうまくやっていけるんだろうか?」と、今後の付き合いが不安でしかありませんでした。

義母からの圧力がすごい…

その後、無事に入籍を済ませましたが、私の不安は的中。年に2回、お盆とお正月に義実家に帰省するのですが、帰省するたびに義母から「お酒用意したわよ!」と、勧められるようになりました。

彼は、私をかばって「あまり飲めないから」と義母に伝えてくれます。でも、「新潟の嫁なんだから、少しぐらい飲むのは当たり前! 自分が飲めなくてもまわりが飲むのに付き合いなさいよ!」といったプレッシャーをかけられ、結局は飲むことに。本当に苦痛でしかありません。

「ビールはもちろん飲めないし、日本酒なんてとんでもない!」と毎回伝えているのですが、義母からは「これはフルーティーだから飲めるわよ!」と、いやいや飲まされることもしばしば。そのころの私は、新潟人は全員お酒が強いと思い込んでいました。

彼の友人のひと言にビックリ

そんなある日、彼と、彼の友人たちと飲みに行くことに。彼の友人に「せっかくだけど、私はあまりお酒を飲めなくて…」と話すと、「いやいや、大丈夫! 彼の家族が異常なんだよ! 新潟人が全員あんなに飲むとは限らないからね!」と言われたのです。

私は、「えっ! 新潟人はみんなお酒が強いんじゃないの…?」とビックリ! とはいえ、その友人に「あの家族が異常で、新潟人全員がお酒が好きで強いわけじゃないから」と言われ、「無理やり飲まなくてもいいんだ」と、ホッとしました。それによく考えたら、「ほかの新潟人と飲んだことはなかったし、確かに彼の家系だけなのかもしれない」と、納得もできました。

それからは、彼に「お義母さんたちにお酒を勧められることがやっぱりイヤだし、もしまた勧められることがあれば、一緒に断ってほしい」と、改めて伝えました。それからは、「飲まないの? おいしいわよ!」とチクチク言われはしますが、彼にも助けてもらって断れるようになり、なんとか飲まずに過ごせるようになりました。

あまりいいイメージのなかったお酒。楽しく飲むぶんにはいいのですが、本人の意思を無視して無理やり飲ませるのは、やはりいいことではありません。

いくら義両親からの勧めであっても、飲めないものは飲めません。自分が飲むからまわりも飲むのは当たり前、と思っている義両親が異常だったのです。 まだ若かった私は、断ることができずイヤな思いをしてきました。でも、それから私も成長して断れるようになりましたし、最近は心に余裕もできて、「楽しく飲めるのなら、少しぐらい付き合ってもいいかな」と思えるようにもなりました。

文/新潟のお嫁さん
作画/ちゃこ


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ

漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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