「鹿(しか)」は奈良県に行ったら見ておきたい、いわばご当地アイドル的存在。一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。
さて今回は、そんな「鹿」にちなんだ難読漢字「鹿笛」をご紹介します。そのまま「しかぶえ」とも読みますが、今回は別の読み方を当ててみてくださいね。
「鹿笛」の読み方!
読み仮名は4文字で、「笛」は「ぶえ」と読みます。そして「鹿」は「し〇」です。残る1文字を、じっくり考えてみてください!なお、「しかぶえ」と意味は同じですよ。
それでは、正解を発表します。
正解は「ししぶえ」でした!
「鹿笛」について
なんと「鹿」は「しし」と読みます! 読めそうで読めない、さすが難読漢字といった感じですよね。
いったい「鹿笛(ししぶえ)」とはどのようなものなんでしょう…? まさか「鹿」が「笛」を吹くわけがありません。気になるその意味を、辞書で調べてみましょう!
〘名〙猟師が、鹿(しか)を誘いよせるためにふく笛。しかぶえ。《季・秋》
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館
なるほど!「鹿」を誘き寄せるために使う「笛」なんですね。
なお、「鹿」を狩猟するためには、必ず「免許」を取得する必要があります。山へ行って勝手に猟をすると、犯罪になってしまいますよ。
ちなみに、「鹿笛」の音色は雄の「鹿」が求愛する鳴き声に似せてあるんだそう。興味のある方は、ぜひどのような音か調べてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
「鹿笛」は「ししぶえ」と読みます。
ぜひ、この機会に覚えていってくださいね!