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災害時はスマホより紙の地図。最新「帰宅支援マップ」の充実ぶりがスゴイ!

  • 2022.2.18

昨年10月7日夜、千葉県北西部を震源とするマグニチュード6.1の地震発生により、東京都内では東日本大震災以来の震度5強を観測した。深夜の帰宅の足を直撃したその地震の影響で、一時的にせよ帰宅困難となった方が多数出たことは記憶に新しい。

阪神・淡路大震災から27年、東日本大震災から11年。いつ、また大地震が起きるかわからない。日ごろから避難の方法やどのような危険が潜んでいるのかを想定して備えておきたい。

2022年2月18日『帰宅支援マップ 首都圏版』(昭文社)が発売された。2005年の初版発売以来、累計130万部を超える発行部数を記録する首都圏の地震対策に必携のロングセラー地図『帰宅支援マップ 首都圏版』の最新版だ。

歩いて帰宅する13のルートを実踏調査

首都圏では直下型地震の可能性が年々高まっているとされている。日ごろから、勤務先や外出先周辺の滞在・支援施設までどのように安全に移動し、一時待機後にどのルートで帰宅すべきかを想定しておく必要がある。

また、災害時にはスマートフォンの地図・位置情報サービスの利用が困難になる可能性が高い。そうした中、紙の地図は必携だ。いざという時に慌てず、適切な行動をとるために最新のマップを1冊バッグに入れておくと安心だ。

『帰宅支援マップ 首都圏版』は、都心の主要エリア (池袋・新宿・品川・台場・豊洲・新橋・秋葉原・上野・巣鴨など)を収録しており、一時滞在施設や帰宅支援ルート起点までの移動に最適だ。

さらに、東京都選定の帰宅支援対象道路や、隣接する県の緊急輸送路を中心に、13の帰宅支援ルートを収録している。実踏調査を重ねて、一時待機後に「歩いて帰宅する」ことを想定した情報収集を行っている。危険な箇所や休憩場所、帰宅支援ステーションなどの施設も見やすく表示されている。

ルート図は都心部の各ルートの始点を下に、進行方向を上にすることで、前方に見える景色と地図が直感的にマッチしやすいように工夫されている。縮尺もすべて1: 30,000に統一されているので、距離感がわかりやすい。

いざという時の準備は、時間がある時にしておきたい。今のうちに、職場や学校からのルートを確認しておこう。

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