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旅が何倍も楽しくなる観光列車!人気の観光列車ランキングTOP20

  • 2022.2.18
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皆さんは、日本にある観光列車をどれくらいご存知でしょうか。観光を楽しむためには交通手段が必須ですよね。絶景が見られる列車、お弁当などの車内販売が充実している列車など、日本には魅力的な観光列車がたくさんあるんです。そこで今回は、全国の人気観光列車TOP20をご紹介します。(情報は記事更新時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

【第1位】箱根登山鉄道 / 神奈川県

人気の観光列車ランキング堂々の第1位は、「箱根登山鉄道」です。小田原駅と強羅駅を結ぶ「箱根登山列車」は、日本の代表的な観光地である箱根には欠かせない観光列車です。日本人だけでなく、時には海外からのお客さんも乗せてゆっくりと進む列車は魅力的です。

狭い場所を縫うように走行したり、傾斜のある山の斜面を登るため何度かスイッチバックが行われたり、それにより進行方向が逆になるため乗務員の方が車両移動をしたりなど、箱根の山を行く電車ならではの光景を見ることができて面白いですよ。また、四季によってガラリと変わる景色を楽しめるのも魅力です。

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強羅駅

【第2位】嵯峨野トロッコ列車 / 京都府

第2位は、「嵯峨野トロッコ列車」です。「嵯峨野トロッコ列車」は、片道7.3kmおよそ25分の間、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は枯野や雪景色など、四季それぞれに違った風景を楽しめます。特に、保津川沿いの自然や渓谷美が魅力的です。(※2022年2月28日(月)まで冬季休業中。詳しくは公式HPをご確認ください)

窓ガラスのないオープン車両「ザ・リッチ号」(5号車)に乗れば、自然を肌で感じることができますよ。また、冬には石炭ストーブが設置されたストーブ列車も登場するようです。トロッコ嵯峨駅にはSL広場や展示もあるのでぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

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トロッコ嵯峨駅

【第3位】ELかわね路号 / 静岡県

続いて第3位は、「ELかわね路号」です。「ELかわね路号」は、静岡県の新金谷駅から千頭駅までを約1時間20分かけて走ります。こちらは、EL(電気機関車)が列車を牽引する、全国的に見てもかなり珍しい旅客列車です。

ELかわね路号の列車の中は、昭和レトロな雰囲気が漂っており、田園風景を眺めながら昔懐かしい列車の旅を楽しむことができますよ。全席指定席になっているので、事前に予約をしてから乗車するのがおすすめです。

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千頭駅

【第4位】くしろ湿原 ノロッコ号 / 北海道

第4位は、「くしろ湿原 ノロッコ号」です。こちらは、釧路湿原をのんびり走る列車です。窓を覗くと、エゾシカやタンチョウなどの動物を見ることができ、自然豊かな湿原を堪能できます。湿原のなかでは、釧路カヌーに続く大人気の乗り物となっています。

こちらは、4月〜10月まで運行しています。ノロッコ号に乗れば、車からは見られない景色が見れますよ!お休みの日にのんびりと湿原を楽しむのも良さそうですね。運行の一か月前から指定券が発売されるので、ぜひ早めにゲットしてくださいね。

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釧路駅

【第5位】特急ゆふいんの森 / 福岡県~大分県

第5位は、「特急ゆふいんの森」です。こちらは、博多から由布院を経由して、別府まで走る列車です。温泉リゾートである由布院の魅力をたっぷりと凝縮した観光列車であり、落ち着きのある外観と、温もりを感じる木造のインテリアが大人気となっています。

車内販売では、駅弁やお濃茶アイス、ゆふいん麦酒(地ビール)など、地元のグルメを食べることができます。マグネットやタオルなどゆふいんの森グッズの販売もありますよ。また、車内でWi-Fiが利用できるのも嬉しいポイントです!落ち着いた空間で、リゾート気分を味わえますよ。

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由布院駅

【第6位】特急ソニック / 福岡県~大分県

続いて第6位は、「ソニック」です。「ソニック」には、メタリックブルーで落ち着きのある外観が魅力的な883系と、白い外観の885系があります。遠心力を軽減する振り子式車両となっており、スピードと乗り心地が最大の魅力です。

運転台を望める“パノラマキャビン”は、大人だけでなく子どもにも大人気のようです。「ソニック」に乗って、博多から別府まで、周防灘(すおうなだ)や田園の風景を楽しむのもおすすめですよ。ぜひ特急ソニックに乗ってお出かけしてみてくださいね。

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大分駅

【第7位】三陸鉄道 / 岩手県

続いて第7位は、「三陸鉄道」です。「三陸鉄道」は、岩手県の久慈駅と盛駅を結ぶ列車です。キャラクターやドラマとのコラボレーションなど、定期的に企画列車も運行しています。車窓からは美しい海岸地形を眺めることができますよ。

“こたつ列車”や“震災学習列車”など、様々な企画列車が大人気となっているようです。車内にはテーブルがあり、お弁当やスイーツなどを食べながら絶景を眺める、極上のひとときを味わえますよ。各駅に観光ポイントがあるので、途中下車しながらゆっくりと旅をしてみてはいかがですか?

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恋し浜駅

【第8位】リゾートしらかみ / 青森県~秋田県

第8位は、「リゾートしらかみ」です。こちらは、秋田駅から青森駅の日本海側を結ぶ五能線を走る列車です。「橅」「青池」「くまげら」の3種類の列車があり、停車する各駅でさまざまな観光体験メニューが用意されているのが魅力です。

車内イベントとして、“津軽三味線生演奏”や“津軽弁語りべ実演”なども楽しめます。カウンターでは、地酒やスイーツなどの販売も行っています。一度は乗ってみたいローカル線として注目をあびている「リゾートしらかみ」。素敵な観光を堪能できそうですね。

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五能(ごのう)線 JR東日本

【第9位】SLやまぐち号 / 山口県~鳥取県

続いてご紹介する第9位は、「SLやまぐち号」です。「SLやまぐち号」は1937年に誕生し、一度引退しましたが、1979年に再び復帰した蒸気機関車です。5両編成となっており、新山口から津和野までの約63kmを片道2時間程度で走ります。

こちらは、各車両ごとに「展望車風」「欧風」「昭和風」「明治風」「大正風」といったアレンジが施されています。レトロな車内は、まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。20年以上経ったいまでも大人気の列車です。2022年は3月19日(土)〜11月20日(日)の期間の土日祝日を中心に運行が行われるそうです。

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新山口駅

【第10位】サンライズ瀬戸・出雲 / 島根県~東京都・香川県~東京都

第10位は、「サンライズ出雲・瀬戸」です。こちらは、山陰エリア・四国エリアと東京を結ぶ寝台特急です。さまざまなタイプの寝台が用意されていますが、中でも指定席の料金だけで利用できる「ノビノビ座席」は格安で学生に人気のようです。

また、こちらの列車は女性にも人気のようで、パワースポットへの観光にも利用されています。どこへ行くのにも便利になったいまだからこそ、寝台特急がおすすめですよ。車内販売などは行っていないので、食事などは列車に乗り込む前に買っておくことをおすすめします。

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電鉄出雲市駅

高松駅

【第11位】特急しまかぜ / 三重県~大阪府・京都府・愛知県

続いてご紹介する第11位は、「特急しまかぜ」です。こちらは、2013年3月、伊勢神宮の式年遷宮のタイミングに合わせて誕生した列車となっています。大阪難波発・京都発・名古屋発で運行しています。青と白の爽やかな外観が魅力的です。

こちらの列車は、すべてのシート(3・4号車を除く)がデラックスカー仕様の3列配置となっています。本革が使用されたシートは座り心地、寝心地抜群です。また、カフェ車両などもあり、快適でおすすめです。「しまかぜチャンネル」という運転台カメラの映像をスマホで見ることができるサービスは小さいお子さんも喜ぶこと間違いなしです。

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賢島駅

【第12位】リゾート21 / 静岡県

第12位は、「リゾート21」です。熱海から下田を走る「リゾート21」は、リゾート気分を味わえる列車として人気となっています。「黒船電車」と呼ばれるシックな黒い列車には、ペリーや坂本龍馬のディスプレイが設置されているようです。

「リゾート21」は、昭和60年に“21世紀へ進む鉄道車両へのひとつの提案”として誕生しました。劇場のような展望室、絶景の海を眺められる横向きの座席などもありますよ。歴史好きの方には特におすすめとなっています。ぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。

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伊豆急下田駅

【第13位】SLもおか / 栃木県

第13位は、「SLもおか」です。「SLもおか」は、下館、真岡、益子、茂木を結ぶ真岡鐵道の真岡線を走ります。木綿の産地であったことから「コットンウェイ」とも呼ばれています。運行カレンダーは公式サイトに記載されているのでチェックしてみてくださいね。

SLをテレビで見たことがあるという方はきっと多いはず!今となっては数少ない蒸気機関車ですが、珍しくて魅力的ですよね。まだ乗ったことがない方はぜひ一度、乗車してみてくださいね。車内で販売している「ふるさとSL弁当」はSLの絵柄入りのお弁当箱に筑西市産のおかずがたくさん入っており、おすすめです。

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茂木駅

【第14位】特急 指宿のたまて箱 / 鹿児島県

第14位は、「特急指宿(いぶすき)のたまて箱」です。こちらは、左右が黒と白のデザインになっているのが特徴的な列車となっています。浦島太郎のたまて箱をイメージし、白い煙を見立てたミストが列車上部から噴き出る演出が特徴的です。

たまて箱に見立てた白い煙は、乗車時に出るようです。また、こちらの列車は“いぶたま”とも呼ばれています。車内は本棚のあるソファーや、外の景色を見れるようになっている1人用の回転いす席、車椅子スペースなど快適な空間となっています。

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指宿駅

【第15位】トロッコわたらせ渓谷号、トロッコわっしー号 / 富山県

第15位は、「トロッコわたらせ渓谷号、トロッコわっしー号」です。「トロッコわたらせ渓谷号、トロッコわっしー号」は、窓ガラスのない開放的な列車です。窓ガラスのない列車なので、外の景色を思う存分楽しむことができますよ。ただ、冬季は窓ガラスが取り付けられるようです。

こちらは、群馬県の桐生駅~栃木県の間藤駅の渓谷沿いを走ります。週末を中心に運行しており、シックな銅色の車両が特徴的です。草木トンネルを通る約10分間、銀河のようなイルミネーションが天井で点灯するそうなので、注目してみては?

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間藤駅

【第16位】レトロ電車 / 富山県

第16位は、「レトロ電車」です。富山県を走る「レトロ電車」は、その名の通り“レトロ”な観光列車です。車内デザインは水戸岡鋭治さんによるもので、メタリックでモダンな表情とともに、クラシカルな雰囲気も持ち合わさった空間となっています。

車内は木のぬくもりを感じられるような木目調のデザインとなっています。また、運転士の目線を楽しめる踏み台があるようです。富山県のレトロ電車に乗れば、誰でも“こんな電車、乗ったことない”と驚くはず!人生で一度は乗ってみたいですよね。

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富山駅

【第17位】嵐電 / 京都府

第17位は、京都の「嵐電(らんでん)」です。こちらは北野白梅町(きたのはくばいちょう)駅または四条大宮駅と嵐山駅を結ぶ列車で、観光で嵐山に行く際には必ずと言っていいほど使うのではないでしょうか。ワンマン電車で細道を走っていく様子は風情があります。

停車駅それぞれに魅力があり、一気に嵐山まで向かうのもいいですが、時間に余裕のある方は途中下車して散歩してみてはいかがでしょうか?観光地やご当地グルメなど、思わぬ出会いがあるかもしれません。

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嵐山駅(嵐電)

【第18位】SLばんえつ物語 / 新潟県~福島県

第18位は、「SLばんえつ物語」です。「SLばんえつ物語」は1969年に引退しましたが、1999年4月に再び復帰した列車です。どこか懐かしさを感じるような汽笛が特徴的です。こちらの列車は、4月から9月の土・日を中心に運行しているようです。

新潟から福島県の会津若松が走行区間となっており、「森と水とロマンの鉄道」として親しまれています。最近では、車内に子どもが遊べるフリースペース“オコジョルーム”や家族で楽しめる“オコジョ展望室”ができ、より一層楽しめる空間が作られています。

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会津若松駅

【第19位】花嫁のれん / 石川県

第19位は、「花嫁のれん」です。こちらは、石川県金沢市の金沢駅と人気温泉街である和倉温泉駅を結ぶ列車となっています。もともと「花嫁のれん」とは花嫁の幸せを願い婚礼の日にのれんを贈る伝統文化のことで、乗車客の幸せを願うという思いから、このような名前となったそうです。

外観は赤と黒を基調とし、北陸の伝統工芸である輪島塗や加賀友禅をイメージしており、車内はゴールドと赤の色が華やかなデザインとなっています。車内では、和軽食セット、スイーツセット、ほろよいセットなどの食事メニューの提供も行っています。ぜひ利用してみてください。

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和倉温泉駅

【第20位】SL銀河 / 岩手県

第20位は、「SL銀河」です。こちらは、岩手県の花巻駅と釜石駅の間を走行しており、内陸と沿岸を繋ぐ列車となっています。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をテーマとした旅客車は、宮沢賢治の世界観を感じることが出来るデザインとなっています。

車内には宮沢賢治ギャラリーや、光学式プラネタリウムの搭載、SL銀河の360°パノラマビュー体験など、様々なコンテンツがあります。また、車窓から見える岩手の景色は絶景で、一見の価値ありです。岩手を訪れた際はぜひ乗ってみてくださいね。

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釜石駅

魅力的な観光列車がたくさん!

いかがでしたか。今回は、「日本で人気の観光列車ランキングTOP20」をご紹介しました。気になる観光列車は見つかりましたか。せっかく楽しむなら、旅先に向かうまでの交通手段も楽しんでみてはいかがでしょうか。(情報は記事更新時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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