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「きっかけは出産でした。」夫が家事を積極的にやってくれるようになったわけ

  • 2022.2.16
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出産してすぐに始まる育児。育児に休憩時間はなく、家事との両立は難しいですよね。お昼寝をしている間にこなそうと思っていても、なかなか寝なかったり、途中で起きてしまったり、予定通りにいかないことも。時間がなくても、毎日のようにやらなければならないごみ捨てや洗濯、お風呂掃除などの家事。皆さんの家庭では、夫と家事の分担をされていますか?今回は、わが家の家事分担方法を紹介します。

わが家の家族をご紹介

わが家は30代後半の夫婦と10ヶ月になる子供がいる3人家族です。

夫はおっとりした性格で基本的に優しく怒らない、きれい好きな性格です。子供と遊ぶのが大好きで、疲れていても寝るより遊びに行きたいアクティブ派。仕事に関しては出勤時間の融通がきく日もあるほか、帰宅時間は子供をお風呂に入れるため19時には帰宅します。

筆者はのんびりでおおざっぱな性格。家でゴロゴロするのが好きなインドア派で、基本的に怒らないけれど追いつめられると爆発してしまうことも。子供が幼稚園へ入るまでは専業主婦の予定です。

子供はよく笑い活発な性格で、あちこち動き回るのが大好きです。最近は1人で立つ練習をするのが楽しいようで、しりもちをついても楽しそうに笑っています。夫婦ともに、子供と過ごす時間を大事に思っています。

わが家の家事分担のようす

専業主婦の場合、ママが家事全般を行う家庭が多いのではないでしょうか。専業主婦は家にいる時間は長いけれど、小さい子供の育児をしながらすべての家事をこなすのは大変。自分が食事をとる時間も確保できないことも。

筆者の家庭では、出産前は夫がまったく家事をしない人でした。結婚前から「自分が働いてくるから、家事は全部やって欲しい」という希望があったからです。それが、出産後に家事分担をする体制が整ってきました。いち体験談ですが、産後に分担できるようになった理由とコツなどを紹介したいと思います。

妻(筆者)の担当

筆者が日常的に行っている家事はこちらです。出産してから夫が分担してくれるようになり、かなり負担が軽くなりました。

  • 洗濯(ドラム式乾燥機使用して、毎日)
  • 食器洗い(食洗機を併用して子供の食器は手洗いで、毎日)
  • リビングの掃除(掃除機とコロコロを使って、2.3日に一度)
  • お風呂掃除・炊飯・ゴミをまとめる(毎日)
夫の担当

夫がしている家事はこちらです。産後からかなり負担してくれています。

  • 朝食作り(毎日出社前、筆者が育児をしている間に作っています)
  • ゴミだし(毎日、出社するとき)
  • トイレ掃除、コンロ周りの掃除(週に1回ほど、気になったときに)
  • 夕食の買い物、夕食作り(平日帰宅中に買い物をし、筆者が子供の寝かしつけをしてる間に調理)
  • リビングの掃除(休日、掃除機とコロコロを使って)
  • お風呂と洗面所の排水溝(週に1回ほど、子供とお風呂に入る前に)
分担するコツ

出産前は、全部の家事を筆者がすることに対してとくに不満はありませんでした。やろうと思ったときにできるし、やる時間もあったからです。おおざっぱな性格の筆者ですが、夫に文句を言われることもなかったのも大きいです。

分担するきっかけになったのは、出産。筆者の子供は新生児の頃から寝るのが苦手で、あやしたり抱っこをしたりすることで、筆者が朝まで寝られない日もたびたびありました。夜寝る時間がないのに、お昼寝もしてくれなくて休めない。それでも「夫には仕事があるし、ちゃんと寝て休んでもらわないと困る」と思いながら1人で頑張っていました。

そのようすを見ていた夫が、少しずつ家事を手伝ってくれるようになりました。寝かしつけをしている間に夕食を作り、ついでに洗濯物を畳んでくれたり、トイレを使ったついでにトイレ掃除をしたり。平日の日中、筆者が子供から離れられず、ご飯を食べる時間もなく夕方まで過ごしていると知ると、朝食を作っておいてくれるように。

「夫に育児の負担をかけてはいけない」と気遣ったことで、夫が筆者に対しても家事の負担が減るように気遣いをみせてくれるようになったのかもしれません。

わが家の夫に合わなかったことも
  • 夫がいつもしてくれている家事を「今日はまだやってない?」と夫に言うこと
  • 筆者が疲れてイライラして「これくらいやってよ!」と夫に言うこと

上記二つは、夫が言われると嫌だと思うものです。

当たり前のように「この家事は夫がやるもの」というスタンスは嫌なようす。筆者も、ありがとう、やってくれて助かる、おいしいなど、感謝の気持ちをしっかり表すようにしています。毎回同じような感謝の言葉ばかりですが、それでも気分は悪くないそうです。

短気な人が苦手な夫は、イライラして八つ当たりのように言われるのが嫌だそう。疲れているのは外で働いている夫も一緒なのに、「時間があるならやってよ」と言いたくなってしまうこともありました。「ごめん、これやってもらってもいいかな」とお願いすると、基本的には嫌がられることはありませんでした。

夫の性格・考えを理解し、じょうずに分担しよう

わが家の家事は、分担というよりも夫が手伝っている感覚なのかもしれません。しかしこの状態が1年近く続いているので、このまま夫ができる範囲でこなくれたらとても助かり、ありがたいと思っています。

専業主婦なら家事全般をしないといけないのでは、と思う方もいるかもしれません。夫の協力が得られるなら、夫婦でお互いにできることをやれば家事全体がスムーズに片付き、家族でのんびり過ごす時間にあてられるのではないでしょうか。夫の性格や考えを踏まえ、家事分担へ前向きになれるようにうまく誘導できるとよいかもしれませんね。

著者:ゆいゆい

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