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ニットとヘアスタイルの相関関係 vol.1|マレット

  • 2022.2.15

次にトライすべき髪型を、世界を舞台に活躍するヘアアーティストの河野富広さんが伝授。手に入れておきたいニットとともに紹介する。

Mullet

襟足を長く残した「マレット」、別名「ウルフカット」は1980〜90年代半ばごろに流行し、一転「ださい」と敬遠されていたスタイル。それが今、セレブも取り入れて注目の的に。

「ざくざくと切るのが気分。トップと襟足の長さの差をつけるとよりインパクトが出ます。レザー (かみそり)を使ってソフトに仕上げても」(河野さん)

@khara

今季多く見られるノルディック柄。新発想でアレンジした進化系をピックアップ。

左 大ヒットアニメ『エヴァンゲリオン』とコラボし、セーターのフロントに「第二の使徒 リリス」のイメージを描いた。同じくリリスがプリントされたパジャマに重ねて。セーター ¥132,000、中に着たパジャマ上下セット ¥99,000*すべてメンズアイテム(共にアンダーカバー)

中 「不滅のロック魂」をテーマに、パワフルに解体・再構築を駆使。レオパードのファーやラメを大胆にぶつけている。セーター ¥82,500、スカート ¥132,000、イヤリング*左右セット ¥20,900、チョーカー ¥22,000、スタッズネックレス ¥33,000(以上ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン | コム デ ギャルソン)

右 ブランドの価値と展望を表す「マニフェスト」から「Desire(願い)」を掲げドレスアップの楽しさを表現。伝統的な柄をまるでデジタル化したかのよう。クロップド丈のセーター ¥137,500、スカート ¥154,000(共にステラ マッカートニー | ステラ マッカートニー カスタマーサービス)

ふんわりとしたモヘアは、デザインにひと癖あるカーディガンがおすすめ。

左 ベスト付きでそれぞれ単体でも着用可能。発色の良いオレンジの糸は貴重なヴィンテージだという。フロントはアウトドア風のカラビナで留める。カーディガン ¥85,800(スノードンニットクチュール)/ニットレギンス ¥23,100(チノ | ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)/ピアス*左右セット ¥18,700(アー・ペー・セー | アー・ペー・セー カスタマーサービス)/インナー*スタイリスト私物

右 グスタフ・クリムトの絵画[接吻]を元にしたモチーフが編まれている。ボタンを開けると2人が離れてしまうため、タイトルは「The Social Distancing Kiss」。カーディガン ¥90,200(コウタ グシケン)/キャミソール ¥9,600(ラウンジレイ | レイ)/スカート ¥19,800(アストラット | アストラット 新宿店)/ピアス ¥51,700(シハラ | シハラ ラボ)/ネックレス ¥294,800(ミラモア | ミラモア ファイン ジュエリー)

GINZA2021年11月号掲載

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