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香ばしいなすのペースト"ザアルーク"

  • 2022.2.14
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「ザアルーク」とはなすを香ばしく焼いて、トマトとスパイス類と一緒にペースト状にした料理です。後を引く味わいで、パンとの相性が抜群です。スパイス、レモン、ハーブなど異国情緒あふれる香りの多重奏が魅力のモロッコ料理を、料理研究家の口尾麻美さんに教えてもらいました。

香ばしいなすのペースト"ザアルーク"

■“ザアルーク”のつくり方

香ばしく焼いたなすに、トマトやスパイス、ハーブの風味が混ざり合う、複雑な味わいが後を引く。パンにたっぷりとのせて食べるのがおすすめ。ワインのお供にもぴったり。


◇材料 (2~3人分)

なす:3~4本
トマト:1個
A :
・ クミンパウダー:小さじ1
・ パプリカパウダー:小さじ1/2
・ にんにく:小さじ1(すりおろし)
・ レモン汁:大さじ1
・ 塩:小さじ1/2
B :
・ イタリアンパセリ:大さじ1/2(みじん切り)
・ コリアンダー:大さじ1/2(みじん切り)
オリーブオイル:大さじ3


(1)なすを焼く
なすは直火で中心がやわらかくなるまで焼いて皮をむき、へたを取って適当な大きさに切る。トマトは種を取って角切りにする。

(2)炒める
フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、トマトを炒める。水分がとんだらAを入れ、全体がなじむまでさらに炒める。

(3)仕上げ
2に1のなす、Bを入れ、とろりとするまで炒める。

完成
完成

――教える人

「口尾麻美 料理研究家」

アパレルの仕事を経て料理の道へ。世界各国へ旅をし、インスピレーションを受けた料理をイベントや料理教室で紹介。モロッコのほか、トルコやリトアニア、台湾などをテーマにした著書がある。


文:鹿野真砂美 写真:宗田育子

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

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