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アンジェリーナ・ジョリー、娘と一緒に「家庭内暴力」の被害者支援を表明

  • 2022.2.13
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「女性に対する暴力防止法」の再承認を支持する俳優のアンジェリーナ・ジョリーが、連邦議会でスピーチを行なった。(フロントロウ編集部)

アンジェリーナ・ジョリーがDVの被害者支援を涙ながらに訴える

俳優や監督として活動するかたわら、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務め、これまでに様々な人道活動を行なってきたアンジェリーナ・ジョリーが、現地時間2月9日、「女性に対する暴力防止法(Violence Against Women Act/VAWA)」の再承認を求めて連邦議会でスピーチを行なった。

娘のザハラを連れて連邦議会を訪れたアンジェリーナは、「この国の権力の中心に立って、私は、加害者や彼らを保護しないシステムによって無力だと感じさせられた人たちのことばかり考えています」と言うと、「多忙を理由に、議会が『女性に対する暴力防止法』を10年間も更新せず沈黙を貫くことで、(被害者の)無価値感を強めてしまうのです。『加害者が正しい』『私にはたいした価値がない』と思ってしまうのです。だからこそ、この法律の成立は、米国の上院議員が今年投じる最も重要な票のひとつなのです」と続けた。

また、自身のインスタグラムでこの日の出来事について、「上院での『女性に対する暴力』再承認法の導入に向けて、献身的な支持者や議員たちと一緒に活動できることに感謝すると同時に、謙虚な気持ちでいます。また、今日の記者会見の前に、ザハラと一緒に主張を共有し、彼女の存在が私の神経を落ち着かせてくれたことも嬉しく思います」と振り返っている。

「女性に対する暴力防止法」は、性的暴行やドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力、DV)の被害から女性たちを守るために1994年に制定された法律で、昨年3月、移民やLGBTQ+、アメリカ先住民の女性に対する保護を強化するため、同法の再承認と拡大を目的とした法案が超党派の下院議員によって可決された。

画像: アンジェリーナ・ジョリーがDVの被害者支援を涙ながらに訴える

アンジェリーナは昨年9月にも「女性に対する暴力防止法」の再承認の重要性を伝えるためにワシントンD.C.を訪れており、ホワイトハウスや司法省の高官、上院議員らとVAWAの再承認、FBIの改革、司法研修、そして偏りのない法医学的証拠収集を含む健康の平等の重要性について話し合いを行なっている。(フロントロウ編集部)

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