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「片づけ筋」をつける【毎日が変わる片づけのワザ(56)】

  • 2022.2.13

整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

「片づけ筋」をつける

学生時代、陸上部だったわたしは、コーチから、「練習を1日休むと、取り戻すのに3日かかる」と言われていました(中学生だったので、一晩寝るだけで回復が可能ということから厳しい練習だったのだと思います)。

この考え方が今だにしっかり刷り込まれているため、大人になってからはピラティス以外の運動は特にしていませんが、ある程度定期的にやることを心がけています。一気に何時間も運動するより、1時間のレッスンを週2~3回安定して続けた方がいいし、できれば毎日、少しでもストレッチなどをした方がいい。

それは片づけも同じではないかと感じています。

たとえば、片づけを週末だけ1時間以上かけてしっかりやるよりも、「10~20分くらいのちょっとした片付けを毎日やる」方が「片づけ筋」を衰えさせずにすむと思っています。

片づけ筋とは「モノの取捨選択をする判断力」のようなもののこと。この筋肉を鍛えておくことで、短時間でもしっかり満足できる片付けができるようになります。また、走る練習をすればするほど速く走れるようになるように、片付けもやればやるほど上達します。

以前の記事(まずは「引き出し1つ」から。片づけを嫌いにならないコツ)でも書きましたが、片づけを「ラクに」「無理なく」「嫌にならずに」続けるためには、「引き出し1つ、棚1段、くらいの小さい範囲で片づける(筋トレする)」ことをおすすめします。

わたしの片づけ筋トレのタイミングはこんな感じ。何かのついでか、気分転換としてやることが多いので、1セットは大体10~15分くらいと決めています。

出社したりコワーキングスペースで仕事する日

・出社する前の身支度の合間

・帰宅してお風呂に入る前

・寝る前

1日家でリモートワークの日

・朝の身支度の合間

・仕事を2時間くらいした後の休憩として

・お昼ご飯を食べたあとの食器洗いのついでに

・午後、コーヒーやおやつタイムのついでに

・寝る前

本当の筋トレも片付けも、無理なく少しずつ、楽しく、心地よく続けていきたいと思います。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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