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付き合っていない女性からチョコをもらう男の本音【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.107】

  • 2022.2.12

付き合っている相手がいれば、バレンタインというのはカップルのイベントにもなるけど、

付き合っていない男性にチョコをあげることに躊躇する女性も少なくない。

「付き合ってもいないのにチョコを渡すってどうなんだろう」

「気になってる相手はいるけど、私からもらっても迷惑なんじゃ……」

「いつも仕事でよくしてもらってる男性にあげたほうがいいのかな」

そんな女性の不安を解消すべく、今回の恋愛スパルタ塾では「付き合っていない女性からチョコをもらう男の本音」をレクチャー!

義理だろうがなんだろうが嬉しい

・「チョコをもらって嬉しいというより、もらえないとちょっと焦るでしょうね(笑)『え?俺って社内の女性達から嫌われてる?』『なんか悪いことしたかな?』なんて……。周りはみんなもらってるのに自分だけもらえなかったら絶対に不安になりますよ。だから『いつもお世話になってます』って笑顔で渡してもらえるだけでもありがたいってもんです」(40代男性/販売)

・「なんだかんだ言って嬉しくない男なんていないんじゃないですか?相手が自分のために時間を費やして選んでくれた、お金を出して買ってきてくれた、っていうその気持ちですよ。男が嬉しいのは」(30代/専門職)

――たとえバレンタインそのものに興味がなかったとしても、自分のために時間やお金を割いてくれたというのがポイント。

義理チョコだろうが感謝チョコだろうが男性が嬉しいのは気持ち。

また職場のおいては他の男性社員は貰ってるのに、自分だけハズされたら非常にツラいでしょうな(笑)

“チョコの数が職場での人気度”みたいに思っている男性もいるのよ。

チョコを貰うことで「俺は女性社員から人気がある」「信頼されている」というポジティブ思考。でも男性の“やる気”って女性の愛想や社交辞令から生まれるところあるよね。「いつも頼りにしてます」なんて女性からチョコを渡されたらイヤな気はしないもの。

チョコひとつで喜んでくれるならお安い御用よね。

私の知り合いの既婚男性がバレンタインにチョコを家に持って帰らなかったら、子供から「パパってほんとモテないんだね」とため息つかれたらしいよ。

たかがチョコ、されどチョコ……。

俺は特別な存在なのかと意識できる

・「義理で配るような安っぽいチョコやギャグ的なチョコをもらったら特になんとも思いませんが、やはりちょっと違うものだと意識します。包装がキレイなチョコやブランドチョコだと『おおお!』とニヤけてしまいますね。『これはもしかして……』って(笑)」(30代男性/メーカー)

・「同じ会社の奴らとはあきらかに別でチョコをもらったときの優越感はハンパなかったですね。部下の女性から『ちょっといいですか?』と呼び出されて『コレ……良かったら』と可愛い手提げを差し出された時、“俺は特別なんだ”と思いました」(40代男性/広報)

――男心をくすぐるのは「他の男と違う」という点。

自分の目の前で他の男に配っているチョコと同じものを渡されたらなんとも思わないだろうけど、差をつけられたら男心はくすぐられるよね。

「俺は他のやつらと同レベルの男じゃない」って(笑)

男性が嬉しいのはチョコをもらうことより俺への特別扱い!!

たとえ女性が「あなたを想っています」なんて告白しなくても

「おっ、コレって、俺のことが好きなのか」

と勝手に思ってくれます(笑)

特定の男性と親密になりたいと思うなら、周りと差をつけたレベルのものを渡すべき。有名所のチョコをあげるとか、チョコだけでなく小物もつけてプレゼントをするとか、メッセージカードを忍ばせるとか、あなたなりのオリジナルティを醸し出して。

付き合うかどうこうなるかは別にして、少なからず、その日から彼があなたを見る目は変わるわ。

それがキッカケで話す口実ができる

・「特に親しくなかった職場の女性からチョコレートをもらったんです。その時は『二人で話したこともないのに、なんで自分に?』と驚いたんですが、そのチョコをキッカケに彼女と話をするようになり、いま付き合ってます(笑)」(20代男性/運送関係)

・「自分の方からあまり女性に話しかけたりできないタイプなので、女性からチョコを貰えるのは大歓迎です。仮にそれが義理チョコだったとしても、自分がもらえると思っていなかった女性からもらえるのはありがたい。そこから話すキッカケができるし、お返しを渡す時にもそれを口実に誘えますから……草食系なのでバレンタインさまさまです」(30代男性/技術職)

――自分から女性を誘えない男性や積極的にいけない男性が増えている昨今だからこそ、

バレンタインというイベントがありがいということもある。

仮に想定外の相手だったとしても、異性と交流をとるいい機会。

チョコがキッカケで、挨拶したり話す機会が増えていけば深い仲になることも可能。

心理学でも“単純接触の効果”といって「短時間でも接触する機会が多くなると、相手に好意を抱きやすくなる」と言われているからね。

たとえ最初は恋愛感情を抱いてなくとも、話せば話すほどに、知れば知るほど相手の評価が高まっていくこともある。

バレンタインのその後から徐々に好感度があがっていき付き合ったりすることも……。

いい?義理から生まれる愛もあるのよ!

【神崎桃子の恋愛説法;バレンタインは異性とコミュニケーションを取る日】

付き合っていない相手にチョコを渡すことを遠慮しているあなた。

別に恋愛にとらわれずコミュニケーション作りとして捉えては?

バレンタインは相手と親しくなるため、相手との距離を縮めるためのイベントとして楽しんで。

自分で買うご褒美チョコもいいけど、異性に買うチョコは“お返し”というご褒美がくるかもよ。

チョコレートをアイテムにして相手との人間関係が良好になりますように。

(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト/神崎桃子)

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