オレンジシャドウこそ、【一重まぶた】の腫れぼったさを回避できる！その理由は？

教えてくれたのは……

ヘア＆メイクアップアーティスト

イワタユイナさん

VOCEでもおなじみの人気ヘアメイク河北裕介氏に師事し、独立。現在、多くのメディアで活躍するほか、女優からの指名も。その人本来の美しさや個性を引き出すメイクテクに定評あり。

「一重に似合うアイメイクをもっと知りたい」「二重のメイクは参考にならない」……。編集部に届く一重さんからの多くの声に応えるためにスタートした一重さんのためのアイメイク企画、第3弾！ 今回は、ヘア＆メイクアップアーティスト、イワタユイナさんが一重さんのアイメイク問題を払拭すべく、メイクテクニックをレクチャーします。メイクビギナーでも簡単に真似できるワザばかり＆使うアイテムはプチプラに限定しているので懐を痛める心配もゼロというトライしやすい内容になっているので、一重メイクに迷うみなさん、ぜひお試しを！

【悩める一重さん】りかさん

普段メイク

お悩み
★目の印象が薄い。インパクトのある目ヂカラが欲しい！
★濃いアイメイクをするときつい印象になり、古く見えがち
★カラーシャドウ（特に暖色！）を塗ると、腫れぼったく見える

華やかオレンジワントーンメイク

今回は、大人しくなりがちな一重の目元を華やかに見せるオレンジワントーンメイク。「腫れぼったくならない？」なんていう不安はご無用。トレンド感満点のオシャレ顔に大変身できる簡単メイクテクをご紹介します。

HOW TO MAKE UP

【使用アイテム１】

ケイト デザイニングブラウンアイズ

BR-2

￥1320（編集部調べ）／カネボウ化粧品

① チップの大きい方に左から2番目のオレンジブラウンを取る。目のキワから眉下までグラデーションをつけながら塗り広げる。

② もう一度、同じ色をチップに取り、目頭から黒目の手前までの幅に、①同様、目のキワから眉下に塗り広げる。

POINT
ワントーンメイクなので、目のキワは濃く、上にいくほど淡くなるような濃淡を演出してメリハリを出すことが大事。それが陰影感につながり、脱・“はれぼったEYE”のカギに。

③ チップの大きい方の先端に左から3番目のオレンジを取り、目を開けたときに見える幅を意識しながら、目頭から目尻までシャドウラインを描き入れる。目尻は跳ね上げずにそのままスッと横に延長する。

POINT
目尻からシャドウラインを延長することで、目の横幅を広げて見せる効果が。これだけで目のインパクトの強さに差が！

POINT
シャドウラインをぼかすとぼんやりした目元になるので、チップで描いたラインをそのままキープ。違和感があるときはアウトラインのみを軽くぼかす。

④ 小さい方のチップに左から3番目のオレンジを取り、下まぶたの中央、黒目と同じ幅くらいにしっかり発色するように塗ったら、そこから、目尻側と目頭側にぼかすように広げる。目尻で③で上まぶたに入れたシャドウラインとつなげるようになじませると、自然な囲み目メイクに。

⑤ アイラッシュカーラーでまつげの根元から中間までを自然にカールをさせたらマスカラを塗る。使用するマスカラは2色！ まずはベースカラー。肌に溶け込みやすいブラウンのマスカラを上下のまつげにサッと軽く塗り、繊細なセパレート感を仕立てる。

【使用アイテム2】

WHOMEE ロング＆カールマスカラ

carrot orange

￥1650／Nuzzle

⑥ オレンジのワントーンメイクを無難な印象で終わらせないためのアクセントになるのがオレンジマスカラ。塗るエリアはまつげの目尻側（目尻から黒目のアウトラインあたりまで）のみでOK。オレンジマスカラのブラシを横にしてまつげの根元にぐっと入れ込むようにした後、中間までを塗ったら、ブラシを縦にして毛先を塗る。

POINT
一重さんはまぶたがまつげにかぶさっていることで下につきやすい人が多いので、しっかり上まぶたを持ち上げながらマスカラを塗布し、仕上げには根元に溜まった余分な液をしっかり綿棒でオフするのがおすすめ。

POINT
ダマになったり、毛束になっていると、あか抜けない印象になるので、コームでとかし、スッキリと整える。

⑦ さらにオシャレ感をぐっとアップするプラス1テクニックが“オレンジ眉”！ ケイトのアイシャドウの左から3番目のオレンジを太いチップに取り、眉の中央（黒目幅くらい）の毛の間を埋めるように塗る。

POINT
全体にのせると“オレンジ眉”の主張が強くなりすぎ、目元の印象が弱くなる可能性大。中央のみでさりげないオシャレ感を盛るのが正解！

完成！

今回のメイクのプロセスは、VOCE公式YouTubeの動画でもCHECKすることができます。イワタさんの手の動きや塗る範囲など、くわしいテクニックを確認したい方はぜひ♪

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撮影・動画編集／森京子 ヘアメイク／イワタユイナ 取材・文／金子優子