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【ご当地ラーメン取り寄せ旅】豚骨発祥の地・久留米の「純とんこつラーメン」

  • 2022.2.11
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日本全国津々浦々にあるさまざまな「ご当地ラーメン」。ラーメン好きはもちろん、旅好きにもその目的の一つとして楽しみにしている人も多いグルメですよね。とはいえ、なかなかそのご当地まで足を運ぶのも難しい……。と嘆いている人も少なくないはず。そこでこの連載では、地方の有名ラーメンを自宅で味わる「ラーメンのお取り寄せ」を実食レポート! 毎回人気サイト「宅麺.com」から、お取り寄せラーメンマニアの筆者が厳選した一杯の特徴をお届けしますよ。

 

豚骨ラーメン発祥の地「久留米」の味を自宅で!

今回お取り寄せして紹介するのは「久留米ラーメン」。久留米には、高良山に鎮座する筑後国一の宮「高良大社」や、多くの種類の鳥が見られる「久留米市鳥類センター」、有馬氏の居城跡「久留米城跡」、近代洋画家の巨匠「坂本繁二郎の生家」など、訪れてみたいスポットがいっぱい。

また、シンボルである「久留米つつじ」はシーズンになると久留米市の至る所で見られます。久留米駅前の広場にあるからくり時計も必見ですよね。

【久留米ラーメンとは?】

豚骨ラーメン発祥の地ともいわれている久留米を中心に親しまれているラーメン。1937年に市内で開店した屋台「南京千両」が始まりとされており、長崎出身の店主が故郷のちゃんぽんと関東で流行っていた支那そばをヒントとしたとも。また、1947年開業の「三九」にて、手違いでスープの豚骨を強く炊いてしまったことで偶然白濁した豚骨スープが生み出された。ストレートで固めの麺を組み合わせているのも特徴のひとつ。

【今回のお取り寄せ】拉麺 久留米 本田商店「純とんこつラーメン」

さて、そんなわけで宅麺.comでお取り寄せをしたのは、『拉麺 久留米 本田商店』の「純とんこつラーメン」。豚骨ラーメン発祥の地・久留米で、長きに渡り受け継がれている純豚骨スープを使った、なんとも食欲そそる香りの一品です。

昔ながらの古きよき時代の「味」と、センス溢れる「感性」を融合させた新時代のラーメンで、地元民に愛される名店として知られています。本店は、JR久大本線「久留米高校前駅」から徒歩約5分の場所に位置しています。

【お店情報】

店名:拉麺 久留米 本田商店 久留米本店

所在地:福岡県久留米市南3-27-29

電話番号:0942-55-4065

営業時間:11:00~15:00、18:00~22:00

定休日:無休

自宅で楽しむ久留米ラーメン

今回も冷凍便でラーメンのパックが届きました。

入っていたのはスープ麺・チャーシューが2枚。今回は別にネギ・のり・半熟味玉子をトッピングとして用意してみましたよ! 調理には麺用の鍋、スープ用の鍋、湯切り用のザル、器、開封用のハサミを使います。

まずは鍋でスープを10分、チャーシューを1〜1分30秒それぞれ袋のまま湯煎します。麺は袋から出して、別の鍋で40秒〜1分20秒茹でて湯切りしましょう。

器に湯煎したスープを注いで、茹でた面を投入したのがこちら。見るからに濃厚なスープ!久留米ラーメンの特徴でもある豚骨臭はかなりのものです。

付属のチャーシューをのせ、自分で別に準備しておいた具材もトッピングして完成です。

相性抜群!濃厚豚骨スープ×自家製中細麺

まずは豚骨の匂いがたまらないスープを! 深い味わいを感じますがしつこくなく、一口、また一口と飲み進めてしまいます。

ぱつっと歯切れのいい自家製中細麺はスープがよく絡んで最高の組み合わせ!

薄切りのチャーシューは脂がトロトロ〜。焦げ目の香ばしさもイイ感じです。

残ったスープを小鍋に移して、ご飯・卵・塩・醤油を少し入れ、火にかけたらおいしいおじやになりました。調味料を足したスープはさらに味に深みが出てシメにぴったり! ラーメンからおじやまで、おいしく完食しましたよ。

 

さあ、次はいよいよご当地ラーメン最終回です。どんなラーメンが最後を飾るのか? 次回もお楽しみに!

拉麺 久留米 本田商店 純とんこつラーメン

価格 870 円

(税込940円)

[All photos by Mayumi.W]

 

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