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「白髪染めはやめた!」グレイヘアまでの移行期間の過ごし方【体験談】

  • 2022.2.11
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白髪染めをするのが嫌になった50代女性が、「私、グレイヘアになります」宣言!でも、完全にグレイヘアになるには約1年かかる。どうせならその移行期間も楽しもうと髪型や服装を模索してみたという体験談です。

これまで白髪染めを定期的にしてきたけれど、伸びてきた白髪にため息をつきながら染め続けるのが嫌になり、思い切ってやめることにしました。 「グレイヘア」という呼び方も広まりつつあり、白髪を染めない選択をする人が有名人にも一般の人にも増えてきていることも決断の後押しになりました。

私が白髪染めをやめると決意してから染めた部分と、白髪と黒髪が混在する移行期までのことを紹介します。

身近な人にグレイヘア宣言!

私は黒髪と白髪が半々といった割合でかなり白髪が多いので、根元が伸びてくると白髪がとても目立ちます。 定期的におこなってきた白髪染めを52歳でやめようと決意しましたが、仕事の内容などによってはグレイヘアをよく思わない職場もあると聞いたので、まずは上司に事前に相談。

上司に問題ないとの回答をもらってから、同僚と家族に「白髪を染めずにグレイヘアにする」と宣言しました。 宣言したことで、周囲が事情を承知しているので根元が伸びて白髪が目立ってきても気にする必要がなく、気持ちがラクになりました。

ツートンカラー期の過ごし方を試行錯誤

わかっていたとはいえ、染めるのをやめて伸びてきた根元の白髪と、今まで白髪染めをしていた部分がくっきりとツートンカラーになった状態は美しいとは言えず憂鬱(ゆううつ)になりました。自宅で自分でできるヘアカラーの脱染剤があるのを知り、白髪染めをやめる前に染めていた部分を白髪に戻せるか試しました。結果は暗い茶色がやや明るい茶色になったけど、白髪に戻すことはできませんでした。

そこで、使用をやめると色が落ちるカラートリートメントで、根元の真っ白な部分に少し着色し、伸びてきた白髪と白髪染めをしてある部分の色の差を目立たなくしながら伸ばしてみようと思いました。数回使って色が着いたあと、2週間使わず完全に白髪に戻るか試したところ、黄色い色素が残ってしまいました。

自然に切り替わるのを待つ

最終的に、自然に伸ばして白髪染めの部分を切りながら、すべて染めていない髪になるのを待つのがきれいなグレイヘアへの近道と思い、何もしないことにしました。私は顎までのショートボブなのですが、現在、毛先から12~15cmほど白髪染めの部分が残っています。伸びた部分をちょこちょこ切りながら今の長さをキープすると、グレイヘアと以前染めた黒髪の部分が混在するツートンカラーの状態が終わってグレイヘアだけになるのは約1年後。せっかくなので、移行期間を楽しむことにしました。

白髪染めをした黒髪部分を巻き込むようにサイドの髪をねじってピンで留めて根元のグレイヘアを目立たせたり、分け目が見えないように髪の流れを変えてふわっと立ち上げて黒髪部分が多く見えるようにしたり。グレイヘアの分量が多いと髪の雰囲気がやわらかくなり、似合わないと思っていたパステル系のメイクが似合うようになりました。また、好んで着ていたモノトーンの服は沈んだ印象になり、逆に派手だと思っていた原色系の強い色の服が映えるように。ファッションを含めて、年齢を重ねた新しい自分を発見できて新鮮でした。気が重かった移行期間も気の持ちようで楽しめるものだなと思いました。

まとめ

現在、グレイヘアにしようと決めてから約4カ月がたち、途中カラートリートメントで染めうっすら黄色になっている部分を除き頭頂部から3cmくらいが完全なグレイヘアになりました。ちょこちょこ白髪染めの部分を切っているので長さはずっと顎までのボブなのですが、その半分がグレイヘアになったら、思い切って染まっている部分を切って耳が出るくらいのベリーショートにしようかと思いワクワクしています。

移行期のツートンカラーが嫌でグレイヘアを諦めかけたときもありましたが、グレイヘアを積極的に楽しむ新しい自分にも出合えたので、白髪を染めないという選択をしてよかったと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:ニシノ

3人の息子たちが成人し、子育てを卒業。自分のための時間を楽しんでいる。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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