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靴下1足1,000円は高い?高くない?買い物の価値観が真逆の私たち夫婦が決めたルール【体験談】

  • 2022.2.11

結婚するまでは、お互い欲しい物は好きなように買っていた私たち夫婦。しかし、結婚してからはそうもいかず……。買い物の価値観って人それぞれ全然違うものだなぁと思い、どうすればお互い納得するのかと、私たちが悩んでいたころのエピソードをお話しします。

金銭管理は夫がおこなっていた

私たち夫婦は結婚する前に、私の仕事の都合により週の半分ぐらいを私は実家で過ごし、あとの半分を彼の家で過ごすという、半同棲生活を5年ほど送っていました。なので、彼の家で過ごしているときは金銭管理を彼に任せっきりで、私は何にいくら使っているのかほとんど知らない状態で暮らしていたのです。

しかし、最初のほうは特に気にしていませんでしたが、一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、彼が買ってくる物を見ると「なんか高いな……?」と感じるようになりました。

品質か値段か

結婚後、金銭管理は私がおこなうことになったのですが、クレジットカードの明細額を見て「え!? なんでこんなに高いフライパン買ってるの!? 靴下が1足1,000円!? 3足1,000円じゃなくて!?」と、とにかくビックリ。

夫いわく、良い物を買って長く使いたい、そのために値段が高いのは仕方がないとのこと。私はもともと日用品や普段使いの物は安ければ安いほうが良いという考えで、買い物に対する意見が分かれてしまい、商品購入時に言い争うことも増えました。

お互いのルールを決めることに

良い物は高くても買いたい夫と、品質はどうであれ安く済むならそれでいい私。子どもも生まれ、今後何かとお金もかかるので徹底的に話し合った結果、まず夫の身につける物に関してはすべて夫に任せるようにしました。

そして消耗品や日用品、食料品、それに加え私が使う物などは私の判断で買うようにし、それぞれの意思を大事にしようと決定することに。そんな生活を続けているうちにお互いだんだんと慣れてきたのか、あまり言い争うことも減ってきました。しかし、子どもが使う物に関しては、まだお互い譲れない部分がありますが……。

夫婦といえど、価値観は人それぞれなので、無理やり同じ価値観にすることはなかなか難しい問題だと思いました。今でもたまに一緒に買い物に行ったときなどに揉めることはあります。しかし、私たちはお互いが大事にしている価値観は尊重し、それについては何も口出ししないと決めたので、前よりストレスなく生活できるようになりました。

監修/助産師REIKO


著者:竹の内 由紀

4歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。

ベビーカレンダー編集部

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