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メルカリShopsで発掘旅を!日本の良さを巡るクラフトチョコレート【お取り寄せOK】

  • 2022.2.11
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毎年頭を悩ませるバレンタインのチョコレート選び。2022年の傾向として、オンラインで購入する人が増えているそうです。そこで注目したいのが「メルカリShops(メルカリショップス)」。同サービスでは、2022年2月1日からバレンタインまでの期間限定特集として、チョコレートジャーナリストの市川歩美さんが選ぶ「日本各地のクラフトチョコレート5ブランド」を紹介しています。今回は、そんな日本ブランドの逸品を試食してみました。期間終了後もお取り寄せできるので必見です!

アンケート結果に見る「今年のバレンタイン傾向」とは

Eコマースプラットフォーム「メルカリShops」。2021年10月7日より本格提供が開始された新しいサービスですが、スマートフォンひとつで誰でも簡単にネットショップを開設できるとあって、多くの人が注目していますよね。

そんなメルカリShopsを運営するソウゾウ社が行ったインターネットアンケート調査(調査期間:2022年1月6日~1月11日/対象:バレンタインにチョコレートを買おうと思っている男女20~40代)によると、2022年のバレンタインは「自分用にちょっといいものを買いたい(62.6%)」、「身近な人にちょっといいものをあげたい(75.5%)」、「オンライン購入予定(26.9%)」などと、大半の人が“ご褒美チョコ”や“感謝チョコ”を選びたいという意向を示していることがわかっています。コロナ禍の影響もあって、「遠方の商品を購入したい」という回答も増加しているそう。

また、もらいたいチョコレートとしては、有名ブランドのものよりも「センスがよいもの」や、「ブランドコンセプトがあるもの」が人気で、“こだわりのチョコレートが欲しい”というニーズが高まっているもようです。ちなみに、勤め先などで配る「義理チョコ文化」は衰退しつつあるようですよ。

そこで、まちの飲食店や地方特産品などを扱う生産者や小規模事業者を支援する「メルカリShops」は、バレンタインまでの期間限定(2022年2月1日〜2月14日)で『発掘!日本のクラフトチョコレート特集』を企画。

同企画では、チョコレート関連の幅広い分野で活動し年間2,000種類のチョコレートを味わうチョコレートジャーナリスト市川歩美さんが選んだ国内の5店舗が掲載されています。すでにバレンタイン催事にも出店しているブランドもあるので、要チェックですよ!

【岩手県】世界初薬剤師監修Bean to Barチョコレート「CACAO broma」

岩手県陸前高田市に2020年12月に店舗と工房をオープンした「CACAO broma(カカオブローマ)」。カカオ豆の仕入れから販売までの全工程を担う「Bean to Bar製法」で、フェアトレードの南インド産カカオと、伝統的製法で作られた沖縄産黒糖・粗糖のみを使い、カカオバター不使用でピュアなオーガニックチョコレートを作るブランドです。

おすすめ商品「Salt Nibs Chocolate」(メルカリShopsでの購入1,900円・税・送料込)。

熟練された職人の手によってフランスで作られた塩とチョコレートの甘さを引き立てる一枚。砕いたカカオニブのシャリっとした食感に、インド産カカオ豆のビターさをまず楽しんで、後から沖縄の黒糖とフランスの塩のまろやかさを味わえます

オーガニックカカオの栄養素が、さまざまな添加物のマイナス要素にじゃまされず体に行き届くとのこと。また、障害のある方々などを積極的に雇用しSDGsのモデル事業となるよう貢献。食べる人の健康と未来を、そして作り手の未来をも願っています。ちなみに、オーナーさんは元お笑い芸人さんだそうで、市川さんも期待を寄せるチョコレートブランドです。

【静岡県】カカオと静岡素材が魅力的な「Conche」

茶処静岡の茶師に学んだ火入れの極意を取り入れ、 日本で唯一お茶用遠赤外線火入れ機を応用してカカオ焙煎からのチョコレート作りを行っている「Conche(コンチェ)」。香料・植物油脂・添加物は不使用で、鮮やかな香りとクリーンで明るい余韻のチョコレートと、地域密着の静岡素材との組み合わせが特徴です。

おすすめ商品「【メルカリShops限定】4袋アソート」(メルカリShopsでの購入2,659円・税・送料込)。「静岡いちごチョコレート・静岡みかんドライフルーツチョコレート・駿河湾深層水100%塩チョコレート・静岡桜えび醤油チョコレート」の4種類が入っています。

フレッシュないちごの香り広がる「静岡いちごチョコレート」(左)。掛川市の「水野農園」の紅ほっぺを低温乾燥したパウダーを自家製ホワイトチョコレートに合わせ、濃縮いちごの甘酸っぱさと乾燥いちごの粒粒感を楽しめます!

静岡市の特産「静岡みかん」のドライフルーツを、ハイチ産カカオ70%ブラックチョコレートで半分をコーティングした「静岡みかんドライフルーツチョコレート」(右)。みかんのギュッとした酸味とビターチョコレートが相性ばっちりなチップ! チョコレートがかかってない半分は、みかんの素材を味わえるのもポイント!

開封したとたん海の幸を感じる「静岡桜えび醤油チョコレート」(左)。駿河湾由比の特産「桜えび」の素干しをのせてインパクト大! カカオニブとミルクチョコレートの甘みに、創業150余年静岡醤油の再仕込み醤油と桜えびの旨味とコクが深く残るクセになる味わいです。

「駿河湾深層水100%塩チョコレート」(右)は、自家焙煎のガーナ産フェアトレードカカオ70%ブラックチョコレートに、駿河湾深層水の平釜焚き大粒塩をのせて、その結晶は見てわかるほど! 一口目は塩気が荒々しくもビターカカオとまろやかに溶けてゆくシンプルさに惚れ込んでしまいます。

他にも、朝霧の牛乳、焼津のかつお節、静岡玉川の緑茶やほうじ茶など、静岡の海と山の恵みをたくさん使っていて、市川さんも、はじめて出会ったときから好きになったそうです。袋を開けて舞い上がる静岡素材とカカオの香りにも注目してみてください!

【兵庫県】個性を大切にする「Bean to bar chocolate NAGANO」

2021年8月に神戸にお店をオープンした「Bean to bar chocolate NAGANO(ビーントゥバーチョコレートナガノ)」。カカオ豆の厳選・焙煎からチョコレートになるまでを一貫して手掛け、日本人が好みそうであることと驚きのあるフレーバーを基準に、ガーナ、コスタリカ、メキシコアウロラ、タンザニア、ベトナムの5種類のカカオ豆を厳選し、際立つ各カカオ豆の個性を最大限引き出したシングルオリジンチョコレートをお届けしています。

また、フェアトレードのカカオ豆を使用することで、カカオ豆農家の貧困問題と児童労働のない社会作りにも向き合っています。

おすすめ商品「Uniqueダークミルクチョコレート」(メルカリShopsでの購入2,100円・税・送料込)。

ガーナ産のカカオ豆にミルクを加えた60%の高カカオミルクチョコレート。開封した瞬間に広がる独特の香りにまず驚き! 素焚糖のクセのないわずかな甘みと、極細粒のシャリッとした食感に、ガーナのカカオの香ばしいコクが広がり後口はすっきりと。香りの余韻がいつまでも残る逸品です。

「オーナーの長野亘孝さんが神戸大大学院生の時、 Bean to Barチョコレートの魅力に突如開眼し、日夜研究と実験に没頭し チョコレートと全然関係ない世界で生きてきた人が本気でチョコレートを手作りしている。凄みがあり話題の新店」と市川さんも絶賛! 「個性が承認される社会を創りたい」という想いから生まれるクラフトチョコレートの個性に魅了されるでしょう。

【広島県】アーティストとコラボしたヴィーガンチョコレート「USHIO CHOCOLATL」

広島県尾道市向島の立花海岸を望む山中にあるチョコレート工場「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」。「食べるチョコレートから感じるチョコレートへ」を合言葉に新しいチョコレートの可能性を探求し、世界中のカカオ農園を訪問し、カカオ豆の焙煎から製造・販売までの工程を自ら行っています。カカオ豆の産地ごとの個性を生かし、カカオと砂糖のみで作られたヴィーガンチョコレートかつ脳天直撃チョコレート!

おすすめ商品「ウシオボックス」(メルカリShopsでの購入5,500円・税・送料込)。

カカオ豆の産地別チョコレートやブレンドチョコレートの中から板チョコレート5枚をランダムにセレクトしたギフトボックス。

今回は「グアテマラ・タンザニア・コーヒーブレンド・ガーナ・新ベトナム」の5種類。銀色の包み紙に包まれた分厚い板チョコレートです。

カカオのフルーティーさが芳醇にやわらかく届く「新ベトナム」(左上)。ジャケットデザインはミュージシャンで絵描きの原マスミさんによるもの。

神戸「ビヨンドコーヒーロースターズ」のコーヒー豆を一緒にすりつぶした「コーヒーブレンド」(左下)。コーヒーとカカオの異なるほろ苦さが魅惑的! パッケージデザイン担当はPOPYOILさん。

キレとコクがガツンとやってくる力強い味わいの「グアテマラ」(右上)。こちらのパッケージをデザインしたのはCHALKBOYさん。

深みある苦味でありつつ、後口には優しい表情をちらりとみせる「タンザニア」(右中)。ジャケットデザインはKILLERBONG(最も黒い男)さん。

ビターだけどクセがなく果実感ある余韻を楽しめる「ガーナ」(右下)。パッケージデザインは山口修平さん。

市川さんによると、日本を代表する、サイコーにハッピーなBean to Barチョコレートブランドとのこと! さまざまなアーティストさんとコラボした1枚毎が絵画のようなパッケージデザインで、かつ商品紹介も楽しげなのも特徴。カカオ豆と砂糖だけでできたビーガンだからこそ、カカオの違いをワイワイみんなで楽しめますね!

【沖縄県】ヌチグスイと温もりを届ける「OKINAWACACAO」

沖縄本島北部・やんばる(山原)にある小さなチョコレート工房「OKINAWACACAO(オキナワカカオ)」。世界自然遺産候補にも名を連ねるやんばるは天然記念物など希少生物の宝庫で、人と森林が共存してきた地。この地ならではの質の高いカカオ産地づくりを目指し自社農園でカカオ栽培にも取り組み、「ヌチグスイ(命薬)」と言われる沖縄の恵みと島の人の温かい心をチョコレートにして届けています。

沖縄の地域素材と良質なカカオを組み合わたチョコレートを作るだけでなく、仕事を生み出し持続可能な地域づくりに貢献しています。

おすすめ商品「沖縄チョコレート4種ギフトセット(月桃・シークヮーサー・カラキ・泡盛まるた)」(メルカリShopsでの購入3,130円・税・送料込)。

手作りの薄いチョコレーレート大小不揃いの形で、パリッとすぐ割れて口どけも良いチョコレート。

「月桃」は、沖縄では「サンニン」と呼ばれるショウガ科の植物で、ポリフェノールは赤ワインの30倍以上とミネラルも豊富。奄美産サトウキビ糖がほのかに甘くジンジャーも香り、ガーナ産カカオマメがスッとビターに広がります。

沖縄のジュースでもおなじみ「シークヮーサー」は、生活習慣病予防にも良いとされるノビレチンを柑橘類でもっとも多く含んでいるそう。無農薬のシークヮーサーを使って、苦味と酸味がカカオマメと融合する大人向けフルーティーなチョコレート。

「カラキ」はニッケイ(シナモン)の一種である沖縄シナモンで、昔からお茶やお菓子などに親しまれてきたやんばるの特産物。香りも味わいもスパイシーなシナモンが、ビターチョコレートのやさしい面を爽やかに引き立てています。

泡盛の香りがパッと華やかな「泡盛まるた」。地元で愛される酒造所「やんばる酒造」の30度の泡盛にカカオマメを漬け込み風味を浸透させています。酒感は強すぎず、チョコレートがとけるともに泡盛の丸みを味わえます。

市川さんも、沖縄文化の入り口として目が離せないというブランド。生産者と直接つながり、沖縄の風味を引き出す丁寧な手作りチョコレートで沖縄の自然を感じてみましょう。

日本の良さをチョコレートにして伝えよう

日本でもどんどん増えているBean to Barチョコレートと、持続可能な社会作りに貢献するサステナブルな取り組み。地元素材を使って地域の魅力を伝えたりと、強い信念を持つチョコレートブランドばかり!

バレンタインを過ぎても購入可能なので、今後のギフト用に自分用に、来年用にとチェックして、日本人ならではの丁寧な素材の生かし方を楽しんでみてください!

メルカリShops MAGAZINE

「発掘!日本のクラフトチョコレート特集」

期間:2022年2月1日(火)〜2月14日(月)(特集終了後もメルカリShops内で購入可能)

[all photos by kurisencho]

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