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アナタは何を重視?香り、泡立ち、成分…「サロンシャンプー」「市販シャンプー」の違いとは

  • 2015.8.26
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ブランド、香り、価格……と選ぶ基準は人それぞれの“シャンプー”。たくさんのメーカーからシャンプーが流通していますが、シャンプーは大きく分けて、美容室で使用しているサロン専用シャンプーと市販シャンプーに分けられます。

毎日使うものだからこそ、納得のいくシャンプーを選べるようになりたいもの。

そこで今回は美容師の筆者が、サロンシャンプーと市販シャンプーの違いと、それぞれのメリット・デメリットついてご紹介します。髪や頭皮に悩みを抱えている人は一度シャンプーの見直しをしてみるといいかもしれません。

 

■何が違うの?市販シャンプーとサロンシャンプーの特徴

●市販シャンプーの特徴5つ

(1)簡単にクリーミィーな泡が立つ

(2)泡立ちがいいのに指通りがいい

(3)香りがいい

(4)価格がリーズナブル

(5)容器・パッケージにこだわりアリ

総じて、市販シャンプーは“イメージの良さ”と“使い心地の良さ”を追求しています。

●サロンシャンプーの特徴5つ

(1)髪や肌にやさしい適度な泡が立つ

(2)カラーやパーマの持ちを良くする

(3)次回のカラーやパーマを邪魔しない

(4)髪のダメージを進行させない

(5)髪や肌に優しい成分が配合されている

総じて、サロンシャンプーは“髪のコンディションを良くする”ことと“ヘアデザインを美しくする”ことを重視しています。

 

■知っておくべき!市販シャンプー、サロンシャンプーのメリット・デメリット

(1)市販シャンプー

「泡立ちがいい!」「いい香り!」といったメリットがありますが、一方で泡立ちの良さを実現させるために、合成界面活性剤であるラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naなどを配合しているため、長期間使用すると髪や地肌に負担がかかる場合が。

また、カラーが落ちやすかったり、パーマがかかりづらくなったりと“ヘアデザイン”への影響や、髪がぺったんこになりやすくなるという髪の毛への影響も懸念されるというデメリットがあります。

(2)サロンシャンプー

一方でサロンシャンプーは「値段が高い」「市販のシャンプーと比べると泡立ちが弱い」というデメリットがが挙げられます。

しかし、髪に負担を掛けないよう洗浄力の強い成分を配合していない点や、良質の保湿成分が贅沢に配合されていることがメリットとされています。

そのためカラーやパーマの持ちを良くして、ヘアスタイルをキープすることも可能となるのです。

 

それぞれの違いを挙げましたが、重要なのはサロンシャンプーと市販シャンプーの違いを理解したうえで自分に合ったシャンプーを選択することです。毎日使うものですから、納得のいくシャンプーで毎日ハッピーに過ごしたいものですね。

【著者略歴】

※ 小泉順一朗・・・ 美容師。都内美容室勤務を経験後、22歳で40年の歴史を持つ美容室を引き継ぎ『Total beauty kawada 川田美容室』を設立。数々のコンテストで県優勝、全日本選手権では入賞経験をもち、現在も全国を飛び回り日々レベルアップに務めている。お 客様が美容室・ヘアスタイルが楽しくなるサロン作りをコンセプトとしており、ブログ・LINEなどでも日々のケアなどを発信、アフターフォーローにも務め ている。

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