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夜眠る前、自分に「質問」するだけで、明るい明日がやってくる。

  • 2022.2.8

明るい明日を迎えるには、夜眠る前、自分に「質問」をすることだ。経営者として成功をおさめ、講演活動もおこなっている著者・臼井由妃さんは、眠る前の質問習慣を20年来続けているという。夜のたった3分間で翌朝の自分が大きく変わる、選りすぐりの質問54問を紹介しているのが、『明日、いいことが起きる眠る前の自分への質問』(あさ出版)だ。

あなたは毎晩、モヤモヤを抱えたまま眠りについてはいないだろうか? 眠る直前に考えたことは、私たちの潜在意識にすり込まれ、翌朝の気分に大きな影響を与える。モヤモヤしたり、落ち込んだりしたまま眠ると、翌朝起きたときにもモヤモヤしたまま、あるいは昨日よりもっとひどい気分になっていることもある。

そのモヤモヤをリセットするのが、眠る前の質問だ。眠る前に楽しいこと、明るいことを考えると、感情がリセットされて、翌朝さわやかなスタートが切れる。「じゃあ、あなたにとっての『楽しいこと』って何?」「あなたのモヤモヤは、どうやったら解決できそう?」こんなふうにリセットへ導いてくれるのが、本書の質問なのだ。

明るい明日を連れてくる、54の質問

本書に収録されている質問を、いくつかご紹介しよう。

〈人間関係を好転させる質問〉
相手の目を見ていますか?

コミュニケーションがうまくいかないときは、相手と会話している自分の姿を思い出そう。相手の目を見て話を聞いている? 自分ばかり話していないだろうか? 「あなたの話をしっかり聞いています」というアイコンタクトは、信頼関係のカギだ。

〈自信を持ちたいときの質問〉
昨日のあなたと今日のあなたでは、どんな変化がありましたか?

自分の変化は気づきづらいもの。昨日、1ヶ月前、1年前......と、過去の自分と今の自分を比べて、変化を見つけてみよう。どんなに小さな変化でも、成長の証。成長した自分を褒めて、自信につなげよう。

〈ピンチを乗り切りたいときの質問〉
あなたが相手にして差し上げられることは何ですか?

人はピンチに陥ったとき、つい自分のことばかり考えがち。しかしそれでは、余計に孤立していくだけだ。先に相手に何かをしてあげることで、相手もあなたに対して「何かしてあげたい」と思うようになる。ピンチのときこそ、人に「してあげられること」を考えよう。

〈チャンスをつかむ質問〉
やりたいことを公言していますか?

なかなかチャンスをつかめないときは、あなたの思い、やりたいことが周りに伝わっていないのかもしれない。やりたいことを公言していると、応援してくれる人、サポートしてくれる人が現れる。周囲の目を気にせず、やりたいことはどんどん発信しよう。

自分に質問をすると、自分自身をより理解できる。意識していなかった長所・短所、見落としていた心のブレーキに気づくことができ、今までと違った未来へと足を踏み出せるのだ。質問なんてすぐに思いつかない......という方でも大丈夫。その日の気分に合わせて、本書収録の質問のなかから1つ選んで答えるだけでOKだ。眠る前の3分間、「質問」という新しい習慣をつくってみてはいかがだろうか。

■臼井由妃(うすい・ゆき)さんプロフィール
著述家・講演家・熱海市観光宣伝大使。
1958年東京生まれ、33歳で結婚後、病身の夫に代わり経営者となる。独自の発想法と行動力でヒット商品を次々に開発し、通販業界で成功。多額の負債を抱えていた会社を優良企業へと導く。その手法が各種メディアで紹介され、「マネーの虎」(日本テレビ系)にも出演。
経営者、講演家、ビジネス作家として活躍する傍ら、行政書士や宅地建物取引士などの資格を短期取得。その実践的な時間術や仕事術、勉強術には定評がある。著書も多数あり累計170万部突破。

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