ニトリ、無印etc. コスパ最強の学習机は？　比べてみた！【杉浦さやか「おやこ プチプラごっこ＋ plus」vol.20】

安く、楽しく！をモットーに８歳の娘・ふきちゃんとプチプラ生活を楽しむ、イラストレーター杉浦さやかさんの生活のあれこれweb版。ふきちゃん、いよいよリビング学習を卒業し、学習机デビューです！

kodomoe２月号の特集で、娘のキッズスペースについてイラストエッセイを寄稿しました。そこで「学習机を検討中」と書いたのですが、めでたく決定しました！ 現在小３の娘、まわりの友達は小学校入学と同時に買う子が多かった。娘にせがまれてちょっと迷ったけど、リビング学習で様子をみることにしました。 結果、それでよかったのかも。周りに聞くと、結局宿題はダイニングテーブルでやりたがり、学習机の上は物置状態、というパターンが多いよう。３年生になってデスクの購入を検討しはじめたのは、だんだん机に向かう時間が増え、問題が出てきたから。ローテーブルでやりたがるのでどうしても姿勢が悪くなり、暗さで目が悪くなるのも心配。

机を探すにあたり、まずは友達をリサーチ。「ニトリ」「無印良品」「IKEA」が３大プチプラ勢力。娘が憧れていたのが、「ニトリ」の白い机。私も白いデスクを使っているけれど、難点はすぐに汚れが目立ってしまうところ。２Bの鉛筆を使う小学生ならなおさら汚れるので、できれば木の色のままのものを選ぶつもりでした。

目星をつけたら、実際のものを見に行きます。大型店舗が集まる新宿を、家族３人でひと回り。実際机の前に座って、雰囲気を味わってもらいます。プチプライスはもちろん大事だけど、長く使うものなので、木の感じやつくりもしっかりチェック。 最初は断然白い机推しだった娘もいろいろ見ていくうちに、意外にもアイアンの脚の大人っぽいものに興味を示しはじめました。２歳からとにかくピンクふりふりが大好きで、プリンセス街道まっしぐらだった娘。小学生になって水色や黒、中性的な色を好んで着るようになり、だいぶ趣味が変わってきていたのだけど。その日はこれというものは決められず、しばらく考えることに。

ネットでもリサーチしていて、見つけたのが静岡の家具メーカー「一生紀」。天然木を使った家具だけど、日本で商品開発し、ベトナムで生産しているのでかなり抑えめのお値段。口コミを熟読すると、品質はかなりよさそうで、組み立てが簡単なのが魅力的。大手ECサイトには実際使用している写真がレビューに載っているので、じっくり研究。いくつか候補を絞ってプリントアウトして娘に見せると、「これにする！」と即決するほど気に入ったものがありました。木とアイアンの組み合わせの落ち着いたデザインで、これなら大人なっても使えそう。３年前ならこのチョイスは絶対なかったなぁ。実際の店舗をいくつか見たから、なんとなく机の質感や価格帯も把握でき、ネットで買う不安も少なくなりました。

そんなわけで、学習机は慌てて買わずに、ある程度成長を待って買うのがおすすめ。プチプラとはいえ大きな買い物なので、長く大切に使ってほしいものです。