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寝ているだけでイイ!? むくみ知らずになれる「デトックス美人」体操とは?

  • 2015.8.25
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夏から秋にかけての季節の変わり目は、涼しくなって夏の暑さへの緊張感が抜け、一気に疲れがでるのか、体調不良となる人が増える時期。

また、季節の変わり目は“冷え”を感じやすく、血液やリンパの流れが悪くなりむくみやすくなります。そんな季節の変わり目特有の不調を改善するにはどうすればいいのでしょうか?

今回は姿勢調律師の筆者が、免疫力をUPさせ、むくみ知らずにもなれる“デトックス美人体操”をご紹介します。

 

■基本の「き」!リンパの役割とは

人のカラダは全身を駆け巡る血管のほかにもリンパ管が全身に広がっています。その中を通る液を“リンパ”と呼びます。

血液は心臓によって血液を全身に送りだされますが、リンパ液を全身へ送り出すポンプ役は実は“筋肉”なのです。よく、“第二の心臓”と言われるふくらはぎは足に貯まったリンパ液を心臓に戻す役目をしている筋肉なのです。

そのため、座りっぱなしでいたり運動不足だったりすると体液循環が滞り、“足が浮腫む・冷える”などの症状へと繋がってしまいます。

 

■むくみすっきり!「デトックス美人」体操

(1)まずは、仰向けに寝て写真のような格好をしましょう。

リンパ管の詰まりやすい主な部分は太ももの付け根の部分、脇の下。デスクワークの多い方はその部位を伸ばすことが少ないため、リンパの流れが滞りがちです。しっかりと太ももの付け根からモモにかけて、そして脇の下から肋骨周りにかけても伸ばしましょう。

(2)鼻から息を吸い、口から5秒で吐きながら矢印方向のイメージでカラダを伸ばしていきましょう。

片側が終わったら反対側も行います。入浴後のストレッチや寝る前のストレッチとして、1日3回からスタートしてみてください。

 

リンパ液が滞りなく流れると免疫力もUPします。季節の変わり目特有の、どんより不調に悩まされないためにもこのデトックス美人体操で、セルフケアしてみてくださいね。

(姿勢調律士:野口早苗)

【著者略歴】

※ 野口早苗・・・3歳からのダンス経験を生かし、ニューヨーク、国内にてプロダンサーとして活躍後、ピラティス、オステオパシーを学び、姿勢調律士として活 動を始める。青山sanareサロンの代表を勤め、アーティスト、モデル、スポーツ選手など著名人から一般の方まで幅広く支持を受ける。

正しい姿勢」が自らの身体、メンタルを整える方法として役立つことを痛感し、姿勢の研究を行い、(社)日本姿勢調律協会を立ち上げる。協会では「L で座ってIで立つ•Aウォーキング」をキャッチコピーとして姿勢指導を行う他、「心×技×体」の教えを元に、痛みのケア方法やメンタルコーチングも行う。 講師養成と共に子供の健やかな成長へのサポート、高齢者のケアなど幅広く活動を広げる。

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