続けるほど太もも裏の柔軟性UP◎ 前屈だけでOK【下半身太りを予防する】簡単ストレッチ

立つ、歩くなど日常生活の中で常に酷使されている太もも裏の筋肉群「ハムストリングス」は疲労しやすく、凝り固まりやすい筋肉。ケアせずに放っておくと、腰から下の血液循環が滞るため下半身太りにつながりかねません。そこで習慣に採り入れたいのが、前屈するだけの動作で太もも裏の柔軟性を高める簡単ストレッチです。

ハムストリングスは太もも前側の「大腿四頭筋」、ふくらはぎの「下腿三頭筋」と並び、下半身の中でも大きな筋肉群。柔軟性を高めることは代謝UPに直結します。

（１）直立して両脚を交差させる

（２）ひざを曲げずに上半身を正面に倒していき、倒しきったポイントでゆっくり呼吸しながら20秒間キープする

▲体が固い人は床に手が届かなくてもOKです

反対方向に両脚のクロスさせ同様に行って１セット。“１日あたり２セットを目標”に実践します。なお、前屈時にひざが曲がってしまうとハムストリングスが充分に伸びないので、「ひざを曲げないこと」を心がけ、手をできるだけ床に近づけて腰まで充分に伸ばしましょう。

前屈するだけとシンプルながらしっかり太もも裏が伸びるストレッチです。ぜひ習慣化して、下半身太りの予防そして太もものサイズダウンにつなげていきましょうね。＜ストレッチ監修：金井俊記（トレーナー歴６年）＞