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専門家が8年かけて見つけた「ツラい生理の悩み」が吹っ飛ぶ4つのセルフケアとは?

  • 2015.8.24
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生理前の“PMS”によって、倦怠感、気分の落ち込み、頭痛など、さまざまな不調を訴える女性が多い、現代社会。

社会の中で生きる女性にとっては忙しさや悩みなどは日常茶飯事。様々なストレスの中で、女性ホルモンのバランスが乱れがちだからでしょうか。

筆者自身も過去8年ほどひどい生理痛に悩んでいましたが、なんといまや、全くなし!

今回は、姿勢調律師の筆者が試行錯誤のうえ見つけた“生理の悩みをなくす”方法をちょこっとご紹介したいと思います。

 

1:骨盤の歪みを招く「3つのNG座り」を絶つ!

まずは子宮などの内臓が収まる骨盤が歪んでいないかチェックしてみましょう。骨盤は臓器を支えるいわば“器”の役目をしますが、その器が歪んでいては内臓も働きにくくなってしまい、様々の不調の原因となります。

以下のようなことをする頻度が高い人は、高い可能性で骨盤が歪んでいます。

<骨盤がゆがむ3つのNG座り>

●足を組む座り方

●お姉さん座り

●腰を丸めた“C”の字座り

「たかが座り方」ですが、骨格というのはとても簡単に歪んでしまうのです。足の長さが左右差違う、靴底の減り方が左右差で違う、など思い当たる人はすでに骨盤が歪んでいる可能性が高いですよ!

 

2:座るときはL字で!

では、どう座ればいいかというと、背骨をしっかりと伸ばして腰からお尻を“L字”にして座りましょう!

Lで座ることで骨盤から脳までの神経伝達がスムーズに流れます。それによって脳の視床下部と呼ばれる部位からしっかりとホルモンバランスの伝達を促しやすくなるのです。

運動不足の方は最初は疲れますが、背骨を支えるインナーマッスルと呼ばれる筋肉も、座り方の見直しだけで鍛えられるのでダイエット効果にも繋がりますよ。

 

3:歩幅は「狭く」「A」ウォーキング!

歩幅を広くしながら歩くとどうしても前傾姿勢の猫背スタイル(おさるさんスタイル)へとなりやすくなります。

前傾姿勢で歩いていると骨盤が寝てしまうため、骨盤が締まるどころか横に肥大してお尻まで大きくなるということまで考えられます。ですから、まずは骨盤をしっかりと立たせるために背筋をすっと伸ばし、お尻の穴をキュッと締めるイメージで歩いてみましょう。

 

4:PMS特有の憂鬱な気分は「客観的に観察」すべし!

これは筆者自身も行ってきたことでとても効果がありました。特に女性は感情的な生き物ですから、浮かんだ気持ちに感情、身体すべてがひっぱられてしまいがちです。

生理前の憂鬱な気分や、くよくよした気分がおきたら、客観的に俯瞰して観察をしてみてください。「あ、なんだかゆううつだな、生理前だからかな」という気持ちになれば心がそのネガティブエネルギーに持っていかれることはありません。毎回観察を続けていくと、徐々にやりすごせるようになってきますのでトライしてみてください。

 

筆者自身も姿勢調律士として、日々姿勢と向きっていますが、それは同時に心と向き合うことでもあります。姿勢は心を映し出す鏡の役割を持っています。「姿勢を制すは心、ホルモンバランスまでも制す!」という気持ちで観察してみてはいかがでしょう。

(姿勢調律士:野口早苗)

【著者略歴】

※ 野口早苗・・・3歳からのダンス経験を生かし、ニューヨーク、国内にてプロダンサーとして活躍後、ピラティス、オステオパシーを学び、姿勢調律士として活 動を始める。青山sanareサロンの代表を勤め、アーティスト、モデル、スポーツ選手など著名人から一般の方まで幅広く支持を受ける。

正しい姿勢」が自らの身体、メンタルを整える方法として役立つことを痛感し、姿勢の研究を行い、(社)日本姿勢調律協会を立ち上げる。協会では「L で座ってIで立つ•Aウォーキング」をキャッチコピーとして姿勢指導を行う他、「心×技×体」の教えを元に、痛みのケア方法やメンタルコーチングも行う。 講師養成と共に子供の健やかな成長へのサポート、高齢者のケアなど幅広く活動を広げる。

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