1. トップ
  2. キャリアアップを目指すならハタヨガを習慣に!

キャリアアップを目指すならハタヨガを習慣に!

  • 2022.2.4
  • 1089 views

新たな論文によって、1日たった25分のストレッチとマインドフルネスで行動が目標指向的になり、脳機能が改善し、活力が増すことが分かった。オーストリア版ウィメンズヘルスから詳しく見ていこう。

ストレッチとマインドフルネスを実践すれば、反射的に出る感情的な反応もコントロールしやすくなる。上司に反撃したい気持ちを抑えたいときにピッタリ。

「ハタヨガ(正しい呼吸法をおこないながらポーズをとり、精神面のバランスを整えることを目的としたヨガ)とマインドフルネス瞑想(自分の思考、感情、身体感覚を認識し、受け入れることだけに集中する瞑想)は、脳の意識的処理能力を限られた数のターゲット(呼吸やポーズ)に集中させて、不必要な情報の処理を減らします」と話すのは、この論文を執筆したピーター・ホール教授。

「そのため、セッション後にはプラスの持ち越し効果が現れて、日々のタスクに集中しやすくなったりします」

当初、マインドフルネス専門誌『Mindfulness』に掲載された同論文によると、この研究では有志の被験者31名がハタヨガ、マインドフルネス瞑想、静かな読書を25分ずつ、ランダムな順序で行った。

その結果、ヨガと瞑想をしたあとは良書を読んだあとよりも、実行機能のテスト結果が若干よくなることが分かった。

活力の増進に関して言えば、ヨガと瞑想は両方とも効果的という結果になった。でも、その効果は、瞑想よりもヨガのほうが著しく高かった。

「ヨガのようなエクササイズで活力と認知機能が向上する理由には諸説あります」と話すのは、カナダのウォータールー大学のキンバリー・ルー。

「その例として、エンドルフィンの分泌、脳への血流増加、考え込む時間の減少が挙げられます」

ヨガをする人にとっては、実行機能の向上よりも瞑想的な側面のほうが重要かもしれないけれど、ホール教授いわくハタヨガは、柔軟性と体力の向上にも効果的。

「よって、健康全般に与える効果は、瞑想よりもハタヨガのほうが大きいと言えるのかもしれません」

※この記事は、オーストリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。Text: WH Staff Translation: Ai Igamoto

元記事で読む
の記事をもっとみる