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ネガティブな人の駆け込み寺。サウナで「ととのう」ってどんな感覚?

  • 2022.2.4

2021年Saunner of the Year(サウナーオブザイヤー)に選定されたことでも話題の文筆家、岩田リョウコさんの『ちょっとサウナ行ってきます こうあるべきを脱ぎ捨てて、明日がもっと軽くなる』(いろは出版)が1月31日に発売された。

アメリカ在住中に出版した『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』が全米ベストセラーを記録した著者は、サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つほどのサウナ愛好家。サウナビギナーはもちろんのこと、サウナ上級者さんにとっても新たな観点で楽しむためのサウナ本である。

また、岩田さんに日々寄せられるサウナにまつわる質問にすべて答えた、「そこが知りたい!」サウナの教科書だ。

サウナはよい生き方を知る場所、そのココロは?

本書では、下記のトピックを中心に構成されている。これからサウナを始めるあなたもぜひ、ココロもカラダもサウナに委ねてみてはいかが。

・女性のカラダとサウナについて
・ととのうってこんな感じ
・わたしのサウナの入り方
・サウナと仕事の関係

それではまず、著者の岩田リョウコさんが語る「サウナに入るワケ サウナはよい生き方を知る場所」とは一体どんなものだろうか。

・優しくていい人になれる
悪を洗い流して純真な心に生まれ変われる
・自律神経をととのえる
弱った自分のスイッチを鍛えられる
・自分の体を知る
変化を敏感に感じ取れるようになる
・デジタルデトックスの時間
強制的にデジタルから離れられる

上記の中から、本記事では「優しくていい人になれる」に着目する。

「優しくていい人になれる」
悪を洗い流して純真な心に生まれ変われる

「ポジティブになる時間」わたしがサウナに行く大きな理由はこれかもしれません。嫌なことやイライラすること、ネガディブになってしまうことがあるとサウナに駆け込みます。サウナを出て下駄箱から靴を出す頃には「まーいっか」「今あることで十分幸せじゃん」「嫌なことは言う必要ないな」と心は聖人君子状態。嫌な人になる一歩手前でサウナに行くのがおすすめです。

自分のネガティブ感情まで上手にコントロールできるのがサウナのいいところだという。

仕事に家事に、育児まで、毎日たくさんのやるべきことに追われる現代人こそココロもカラダも開放をして、サウナを通して健康になれるんだと思わせてくれる。

気がついたら一年が終わっていた、そんな風に感じたことのあるなら、サウナを「リフレッシュできる場所」に追加してみてはいかがだろうか。

この本は、サウナが大好きな人はもちろん、これからサウナをはじめてみようかなという人、みなさんに贈る本です。(中略)最初はサウナってなに?という説明から、最後は人生の答えはサウナにあるというディープな話まで行きますので、サウナに一緒に入っている気分で、出たり入ったり、そして休憩しながらゆっくりお付き合いください。
「はじめに」より

■岩田リョウコさんプロフィール

文筆家、イラストレーター。アメリカ在住中に出版したコーヒー本『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』が全米ベストセラーに。世界5ヵ国で翻訳出版されている。サウナ愛好家でサウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ。著書に『週末フィンランド ちょっと疲れたら1番近いヨーロッパへ』(大和書房)、『エンジョイ!クラフトビール 人生最高の一杯を求めて』(KADOKAWA)、『コーヒーがないと生きていけない! 毎日がちょっとだけ変わる楽しみ方』(大和書房)、『HAVE A GOOD SAUNA! 休日ふらりとサウナ旅』(いろは出版)がある。

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