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香り高いピラフがベースの"かにのドリア"

  • 2022.2.3
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かにの旨味たっぷりのピラフとパルミジャーノチーズ入りのベシャメルソースの組み合わせが絶妙の、ちょっと贅沢なドリア。ピラフは長ねぎですっきりとした甘さと風味を出し、パセリを加えて彩りと香りをプラスします。人気料理研究家のサルボ恭子さんに、ベシャメルソースを使ったおいしいレシピを習いました。

香り高いピラフがベースの"かにのドリア"

■手づくりベシャメルソースのつくり方

手づくりベシャメルソース
手づくりベシャメルソース

■“かにのドリア”のつくり方

かにの代わりにえびや帆立貝柱を使っても。ピラフとソースをそれぞれつくっておき、食べる直前に耐熱容器に入れてパン粉とバターをのせて焼くと、いつでもアツアツが食べられます。


◇材料 (3~4人分)

★ かにピラフ:
・ 米:2合
・ 蟹:150g(ほぐし身)
・ マッシュルーム:6個
・ 長ねぎ:1/2本
・ バター:10g(食塩不使用)
・ 白ワイン:2/3カップ
・ 塩:小さじ1/2(粗塩)
・ 胡椒:適量
・ パセリ:1~2本分(みじん切り)
ベシャメルソース:400g
パルミジャーノチーズ:20g(すりおろし)
パン粉:大さじ1
バター:20g


(1)ピラフをつくる
蟹は骨があったら取り除く。マッシュルームは石突きを取って縦幅2~3mmに切る。長ねぎは5mmに切る。米はといでザルにあげ、水気をきる。

(2)炒める
フライパンにバターを入れて弱めの中火で熱し、マッシュルームと長ねぎを入れてしんなりするまで炒め、蟹を加える。すぐに白ワインを加えてアルコール分をとばして煮詰め、火を止めて塩、胡椒をふって混ぜる。ザルにあげて具と煮汁に分ける。

(3)炊く
炊飯器に米を入れ、2の煮汁に水を足して2合の目盛りまで注ぎ入れ、普通に炊く。炊き上がったら2の具を加え、パセリも入れ、さっくりと混ぜ合わせる。

(4)ソースを加える
ボウルにベシャメルソースを入れ、パルミジャーノチーズを加えて混ぜる。

(5)仕上げ
1人用の耐熱容器3~4つに蟹ピラフを分けて入れ、4 のベシャメルソースをかける。パン粉をふり、バターを5mmに切って散らす。220℃のオーブンで10分、おいしそうな焼き色がつくまで焼く。

完成
完成

――教える人

「サルボ恭子 料理家」

老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏、ル・コルドンブルー・パリ、リッツ等の料理学校を経て「オテル・ド・クリオン」調理場へ。当時2つ星のメインダイニングのキッチンとパティスリーに勤務。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て独立。フレンチの手法を取り入れた家庭料理に定評がある。雑誌やテレビなどへのレシピ提供のほか、料理のプロとして生地の開発から参画したオリジナルエプロン「NOTRE TABLIER」のプロデュースなど精力的に活躍。


文:松原京子 写真:木村 拓

※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

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