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揺らいだ心と身体を整える「グラウンディング」のすすめ。

  • 2022.2.2
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最近、よく耳にする「グラウンディング」。簡単にいうと、「地に足をつけている状態」を意味します。情報やモノ・コトがあふれた現代社会では、あまりにも多い情報量に、“自分”をたびたび見失ってしまうことも少なくないのではないでしょうか。不安になったり、逆に気持ちが大きくなりすぎたり、現実感がなくふわふわしてしまったり……。

そんな揺らいだ心と身体を整え、ブレたエネルギーを戻す方法としてグラウンディングが注目されています。ポイントは「揺らいでいる自分をしっかり地に足をつけるように落ち着かせる」こと。「自分軸にただす」という表現がしっくりくるんじゃないかと思います。

photo: iStock

グラウンディングをする時に押さえておきたいのが、エネルギーの考え方とチャクラについてです。エネルギーとは、人体を覆っているもの。中国や日本では「気」、インドでは「プラーナ」と呼ばれているこのエネルギーと繋がっているのが、チャクラ。

チャクラは、頭から胴体へと縦に7つ配列し、エネルギー通路のツボに当たります。チャクラは、閉じたり開いたり、大きさもそれぞれ違うといいます。微細なエネルギーの流れをコントロールし、身体の内分泌系と対応します。伝統医学では、このチャクラ間のバランスが取れていることを、生き生きとした活力のある状態として考えてきました。

それぞれのチャクラは身体の部位と関連付けられていますが、基盤、基礎とされているのが第1チャクラです。サンスクリット語でムーラダーラと言い、“根、支えるもの”を意味します。

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第1チャクラは、脊髄の底部です。尾骨と言えばわかりやすいでしょうか。地に最も近い場所。全てのチャクラの基盤となり、大地からのエネルギーを取り込み、それを高める場所でもあります。チャクラが滞ったり、塞がっていたりすると、落ち込みやすい、やる気が出ない、、疲れやすい、不眠、冷えなどのトラブルを起こすことがあります。第1チャクラは、感情的、精神的な健康の基盤。社会的な環境に根ざしています。

瞑想したり、ヨガなどのエクササイズをすることはグラウンディングとなり、第1チャクラを開いて活性化します。方法はいろいろあるようですが、大地にしっかり着地してゆっくり呼吸しながら、目を閉じてエネルギーを受け入れ、ネガティブなエネルギーを放出するようにイメージをすること。立っていても座っていても良いので、どちらでもやりやすいほうで試してみてください。

次回は、グラウンディングを助ける精油について紹介します。

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