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ライフワークバランスを保つための「セルフケア」デーとは?

  • 2022.2.2

あるとき突然プツンとキレてしまうことがある? このコロナ禍においての育児で疲弊しているから、あるいは、スケジュールをぎゅうぎゅうに詰め込んでいるからかもしれない。物事が順調に進んでいても、突然発作のようなものが起きたり、涙が出たりすることがある人は要注意だそう。アメリカ版ウィメンズヘルスより詳しく見ていこう。

上記の症状がある人は燃料切れのタンクで走っていると言ってもいい。例えて言うなら、車を止めて精神的に休まなければいけない。基本的にそれは感情的な緊急事態。でも、よりベターな方法がある。あらかじめ、定期的な「セルフケア」の日を確保しておき、燃料タンクが半分になったときに補給するようにすれば、ガス欠状態になってしまうこともない。「セルフケアは、予防のために非常に重要です。人間には休息が必要です。完全に壊れてしまう前に、休みをとってリチャージするといいでしょう」と話すのは、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院で臨床心理学者を務めるナタリー・ダッティーロ医学博士。彼女は、6-8週間に一度、セルフケアをすることを推奨している。

この時間を使って休息を取る(仕事以外のことを1-2つ済ます)と、日々のストレスの影響を和らげることができる。「何か楽しみなことがある、あるいはトンネルの先に光があると知ることは、つらい状況を乗り越える手助けとなることが研究によって判明しています」とダッティーロ医学博士。また、これらを予定にいれることで、コントロール感を持つことができ、自律性を持つことで、燃えつき症候群や働き過ぎを減らすことができると、医学博士は付け加えている。

そのために有効なのが、休日の過ごし方を意識的に計画すること。そうでないと、つい、To doリストの仕事を片付けたくなってしまう。精神的に休息するべき日に、高い生産性を求めると逆効果になってしまうことも。

だから、ちょっとゆっくりしてみよう。負担が軽くなるというのであれば、頭から離れない仕事を片付けても構わない。でも、その後は自分へのご褒美を計画しよう。例えば前から行きたかったビストロへランチに出掛けてみたり。筆者の場合、1人でのロングハイキングをしたり、家でのんびり犯罪ドキュメンタリーを見たりなど、エネルギー補給できることを考えるようにしている。

リフレッシュする準備はOK? 有給休暇があるのであれば、単発でも、まとめてでも、自分の仕事のスケジュールに合わせて申請してみよう。メンタルヘルスの日、プライベートの日でも、どのような形でも、自分が快適に感じられればいい。ダッティーロ医学博士いわく、上司に詳細を説明する必要はないという。もし有給休暇がなかったら? 可能であれば、仕事がない時は、定期的に数日はセルフケアに充てるようにしてみよう。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Jessica Migala Translation: Asami Akiyama

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