わずか１ヶ月で５kg減量成功したけど…反面教師にしたい【しくじりダイエット】

「１週間で１〜２kg減量！」「１ヶ月で体重５kg減！」など、驚くような成果を上げたダイエットの話題は絶えません。でも、長期的に見ると弊害があったりするものです。せっかくダイエットに取り組むならヘルシーに痩せるのが一番。そこで今回は韓国の芸能人たちが自ら明かした、反面教師にしたい【しくじりダイエット】をチェックしてみましょう。

最も避けるべきは「◯◯だけダイエット」

LABOUM（ラブーム）のソルビンが実践し、約３ヶ月で12kg減量と大きな成果を上げたのが「毎日３食ともひよこ豆だけを摂取する」という驚きのダイエットでした。

本人も「絶対に真似しないで！」と語るほど、裏ではつらい副作用があったそう。ひよこ豆を食べるのにアゴの力を使うので、アゴがとても痛かったのに加えて、胃腸の調子が悪くなってしまったと言います。

１つの食品だけだり栄養が偏ってしまうため髪や肌にも悪影響ですし、ソルビンのように健康被害を被るおそれも。やはりダイエット中の食事の基本は、１日３食をバランス良くしっかり食べつつトータルの摂取カロリーを減らすことです。「手っ取り早く体重が減るから」という安易な理由で「○○だけダイエット」に手を出すのは絶対に回避しましょう。

リバウンド一直線の「１日１食爆食ダイエット」

スリムな体型をキープする歌手のホン・ジニョンは過去に体型キープの秘訣を聞かれたとき「１日１食ダイエットを行っていた」という過去を告白。

彼女の場合、単純に１日１回しか食事を摂らないというものではなく、１日１回の食事で食べたいものを吐きたくなるまで食べるというやり方で、毎日12〜14時の間にとにかく食べ物を詰め込んでいたと言います。そんな不自然な食生活に弊害がないわけもなく、本人も「極端すぎてリバウンドが避けられない」と語るほど。さらには「逆流生食道炎や胃炎にかかるおそれもある」と発言。「絶対真似しないで」と警鐘を鳴らしています。

たしかに一度に食べられる食事の量は限られていますから、１食だけ食べたいだけ食べたところで１日の摂取カロリーは抑えることはできるとしても、体に負担をかけてより不健康になってしまっては本末転倒。やはり１日３食、栄養バランスのとれた適量の食事をきちんと食べることが一見遠回りに見えても、ヘルシーな痩せ方と言えるでしょう。

例に挙げた２人のダイエット法は少々極端すぎますが、ダイエットも一歩間違えば健康面で大きなリスクがあるとことがよくわかります。ぜひ「ダイエットの成功とは継続可能な食事管理と適度な運動でなだらかに体重を落とし、それをキープしていくもの」ということをよく理解しておきましょうね。