【心霊体験エピソード】なぜか“左後ろに気配”を感じるようになった私。思い返すと気配を感じるようになったのはあの日以降で…？＜気配の正体＞

みなさんは、不思議だと思うような“心霊体験”をしたことはありますか？ 今回は実際に募集した心霊体験エピソード「気配の正体」をご紹介します！

「気配の正体」

私が不思議な体験をしたのは中学2年生の時です。 当時通っていた中学校で端の席になった私は、教室の日光が当たる側でありながらコンクリートの柱に遮られて寒い席でした。 柱は左側にあり、左利きの私にとって窮屈な席でもありました。

左斜め後ろに悪寒が…

もともとひんやりして寒い柱の横の私の席ですが、ある日異常に寒く、”左斜め後ろ”に寒気がしていました。 左後ろからのぞき込まれているような気配を感じましたが、私はきっとこの柱のせいだろうと気にしていませんでした。 なぜならこの体験をするまで私には霊感がなく、気配を感じるなど経験したことがなかったからです。 寒気の原因は微塵も思いつかなかったのです。

友達に相談するとまさかの一言が…！？

その3日後、気配はよく感じていたので心霊現象などの話が大好きな友達に相談しました。 すると、「霊は左後ろにつくんだよ」と言われました。 え、私に霊がついているの…？ 考えてみるとだんだん血の気が引いていくのが分かりました。 気配を感じたのは、同居していた祖母が亡くなった次の日からだったのです。 祖母は病院で亡くなりましたが、私は勉強や放課後の活動に追われていたのでお見舞いも土日しか行くことができず、死に対して実感がなかったので祖母に声もあまりかけずに帰ってきていました。 亡くなる直前、祖母は「○○（私）の声がききたい」と何度も言っていたそうです。 3人兄弟ですが、私のことを言いながら亡くなっていきました。

おばあちゃんに感謝を込めて…

私が気配を感じると両親に言うと「おばあちゃん、○○（私）の声がききたいと何回も言ってたもんね。心配で見に来ちゃったんだよ」と言いました。 その後、気配を感じたときには「おばあちゃん、私は元気だよ。見守ってくれてありがとう。姉や弟も見に行ってあげてね。」と伝えると気配はスーッと消えていきました。 自宅でも感じていた気配は、49日を過ぎるとぱたっとなくなりました。 おばあちゃん、ちゃんと天国に行けたのかな。 いかがでしたか？ おばあちゃんは、最後にどうしても投稿者さんに会いたかったのかもしれませんね。 不思議な心霊体験のお話でしたが、少しほっこりするエピソードでした。 次回の「心霊体験エピソード」もお楽しみに♪ ※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。