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「ああ、やっぱりがんなのか…」造影CT検査のあとついに医師から告知 #43歳で腎がんになった話 6

  • 2022.2.2
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「43歳で腎がんになった話」第6話。3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、造影CT検査を受けることになったときのこと。その検査で、ついに腎臓の腫瘍が悪性か良性かがわかり……。

43歳で腎がんになった話 ~第6話~

造影CT検査ができなかったことで、悪性がどうかの判断ができないまま、紹介先の病院に行くことに。

次の病院は、隣県の大きな病院。
新しいきれいな建物で、ちょっとテンションが上がります。

採血を済ませて泌尿器科へ向かうと、待合は人でいっぱい。
予約したけど結構待って、呼ばれて診察室に入ると、見た感じ30代の物腰柔らかな男の先生。

パソコンに向かっていた体をこちらに向け、深々と頭を下げてくれました。

なんて丁寧な先生!
秒で心を奪われる私たち。

前の病院で持たされた画像を見て、
「やはり、採尿させてください。造影剤を使えそうならCTを撮りたいです」
と先生。

さっき、今日は検尿しないのかな〜と思っていたんだよね。

検尿して、再び待ってから診察。

「腎臓の状態が良くなってますね。これなら造影剤が使えます。今日、お時間ありそうなら撮りましょう!」

お時間はありますとも、片道1時間かけて来てますから、1日でやれるだけのことをやりたい。

そして放射線科へ移動して、造影剤を注射……。

「一気にたくさんの薬が入るので、ちょっと太い針入りますね」

は、はい……。

ビビって目をつぶってしまったけど、予防接種より痛くない。
ちょっと恥ずかしい。

間もなく、言われいてたとおり、体が部分的に温まってくる。
特に、喉元と、股間……!

HOT!! HOT!!

不思議な体験を終えて、部屋を出ると……、歩き出してすぐに、なんだか体がかゆくなってきた!

これって、まさに造影剤の副作用!?

あとは会計すれば終わりのところを、股間をかきたい衝動をなんとか抑えながら、急遽もう一度診察してもらうことに。

が、待ってるうちに発疹は消えて来てしまって、一応アレルギーを抑える薬と、脇腹が痛いときの痛み止めを追加でもらった。

「1週間くらいしても副作用が出ることがあるので、首が赤くなったり息苦しくなったら、すぐに病院に行ってくださいね」
と、先生。

さらに
「待っていただいてる間に、さっきのCTができ上がってきたので、見ましょう」

えっ! 今日、見られるの……!?

血液の流れから、腫瘍が悪性かどうかがわかるそうで、詳しく説明していただいたけど、あんまり頭に入ってこない。

そして、

覚悟していたし、ショックは意外となく、「ああ、やっぱりがんなのか……」という感じ。

でも、結果が今日わかったおかげで、次の検査の予定も早く入れられる。

次は、骨シンチという検査をすることになった。

がんとわかって覚悟が決まったというか、もやもやが晴れてすっきりしたというか、とにかく病院のあとというのはおなかが減る。

8時に病院に入って、検査and診察を3セットしたのでもう14時半だった。

「好きなもの、食べていいです」って先生も言ってたし(一応スープは残します)。

次回は、腎臓の腫瘍が悪性との診断がついたことで、手術に向けての検査の様子をお伝えします。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:マンガ家・イラストレーター マメ子

2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。

ベビーカレンダー編集部/ウーマンカレンダー編集室

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