厳選！メンズショップ14 vol.11｜ARCH TOKYO

並ぶのは、背景やディテールを熱く語りたくなる洋服ばかり。店主との会話はいつでも刺激に満ちている。プレッピー、ミリタリー、ワーク、アウトドア…、掲載した商品はすべて『GINZA』読者におすすめです。

ARCH TOKYO

欧州の“作りのいいもの”を
じっくりと

「アーチ トーキョー」に並ぶ品々に通底するのは“古き良き”へのロマン。

「作りが良くて、素材やディテールに重厚なエピソードを持つものしか置きません」と店長の原祐輔さん。インダストリアルな雰囲気の店内には、イギリス、フランス、ドイツなどから仕入れたワードローブがずらり。

たとえば、〈フランク リーダー〉や〈ケイシー ケイシー〉の新品の側には、博物館級のワーク&ミリタリーのヴィンテージ品が並ぶ。オリジナルの着想もヨーロッパから。緻密に研究して作られただけに、どれも“本場”に負けない仕上がりだ。

トスカーナ地方のバケッタレザーであつらえた〈グイディ アンド ロゼリーニ〉のブーツ ¥165,000。美麗かつベーシックなフォルムだから合わせる服を選ばない。

レジ前のラックにはオリジナル商品をディスプレイしている。

英国のフィッシャーマン用をベースとした「アーチ」のスモック ¥36,000。本場イギリスのコットンツイルファブリックを使った本格派。

スイスの70年代頃のヴィンテージ生地を使ったスカーフブランド〈ブリュメル〉 各¥7,800。

GINZA2021年10月号掲載