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夏でも美白死守!紫外線の種類と日焼け止めの選び方

  • 2015.8.23
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夏場のこんがり焼けた肌はカラダが引き締まって見えたり、健康的な印象を与えることができますが、実は肌老化の80%が紫外線によるもの。そのため、夏でも美白を守り通すことが、5年後、10年後の肌年齢を大きく左右すると言っても過言ではありません。

そこで今回は紫外線を浴びると肌はどうなってしまうのか、それを防ぐためにどのようなUVケア商品を選べばいいのかを美容ライターの大野えりかが紹介いたします!

■紫外線が肌に与える影響

日焼けをした後、肌がカサついたり、ファンデーションが粉を吹いてしまうなどの経験はありませんか?

これは紫外線によって「活性酸素」が発生し、肌に弾力を与えるコラーゲン繊維を壊してしまうことで肌がうるおいや弾力を失うのが原因です。「乾燥」は悪化すると「しわ」になり、たとえ20代でも、老けた印象を与えてしまうことも。

■うるおい肌を邪魔するUV-A、UV-Bって?

地表に届き、私たちの肌に影響を与える紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類あります。UV-Aは雲やガラスを通り抜けるため、ふだんの生活の中でいつの間にか皮膚に影響を与え、シミやたるみを引き起こすと言われています。

また、UV-Bは雲やガラスはほとんど通さないものの、肌を赤くさせ乾燥や肌荒れの原因をつくります。ふだんはUV-A、レジャーへ出かけるときはUV-Bにより注意すると良いでしょう。

■UVケア商品に書いてあるSPF、PAって何?

それでは実際にUVケア商品を選ぶ際、UV-AとUV-Bをどのように防げばよいのでしょうか。このとき参考にしたいのが、UVケア商品に記載のある「PA」と「SPF」の数値です。

まず、生活の中で日焼けをおこすUV-Aの場合「PA」に注目しましょう。PAは+、++、+++、++++の4段階に別れており、+が大きいほどUV-Aの防止効果が高いと言われています。

続いてレジャー時の紫外線UV-Bですが、こちらは「SPF」の数値を確認してくださいね。SPFは紫外線を浴びてから肌が日焼けをおこすまでの時間をどれだけ伸ばせるかの基準となります。日本人の場合、色白の人で約20分、普通肌の人で約25分、色黒の人で30分で日焼けを起こすと言われていますので、普通肌の方がSPF50のUVケア商品を使った場合、約50倍の「1250分(約20時間)」日焼けによって肌が赤くなるのを防ぐことができるというわけです。

■シーン別!オススメPAとSPF

実際にUVケア商品を選ぶ際の参考にしていただきたいPAとSPFの値を紹介します。必要以上に数値が高いものはそれだけで肌に負担となってしまいますので、用途に合わせて使い分けてくださいね。

・ちょっとした買い物や通勤など:PA+、SPF10~20・屋外でのデート、スポーツなど:PA++、SPF20~30・炎天下の中での海やプール、BBQ:PA+++、SPF40~50・海外リゾートなど紫外線が強い場所:PA++++、SPF50~50+

これはあくまでも目安ですので、その日の天候や浴びる時間、時間帯などを考慮し、選ぶようにしてください。また、汗や水で落ちてしまったり、洋服に付着することで色むらができてしまうこともあるため、PAやSPFが高いからと安心してはいけません。塗ってから2~3時間を目安に塗りなおすようにすると良いでしょう。

■おわりに

いかがでしたか?最近のUVケア化粧品は様々な形状のものや、保湿成分が含まれているものがありますので、自身の生活スタイルや、その時々のイベントに合わせて選んでくださいね。

(大野えりか/ハウコレ)

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