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【怖い話】「そこは俺の場所だ!」“人の気配”を感じるものの、ドアが空いた音はなく…。そのまま寝ようとすると…?<仮眠室の訪問者>

  • 2022.1.29

みなさんは、身の毛もよだつ“心霊体験”をしたことはありますか? 今回は実際に募集した心霊体験エピソード「仮眠室の訪問者」をご紹介します!

「仮眠室の訪問者」

これは以前、自衛隊で勤務していた頃の出来事です。 24時間の有事即応態勢を取るため、シフト勤務で夜勤の日はチーム内で交代で仮眠を取ることになっていました。 当直で仕事をしている担当者以外は、仮眠以外にもトレーニングや勉強など、自己練成もできるようになっており、私のチームでも当直者以外は交互にトレーニングと仮眠を取るように行動していました。

仮眠時のルールは…

非常時には仮眠を取れないこともある私たちにとって、夜勤のつらさも、仮眠の大切さも骨身に染みて理解しています。 そのため、共通認識として他人の仮眠を邪魔しない、緊急時以外はなるべく静かにするという”暗黙の了解”が自然と形成されていました。

何やら人の気配が…?

そんなある日、仮眠室のベッドで寝ていると、”人が入ってくる気配”を感じました。 それ自体はよくある事なのですが、よくよく考えてみると、ドアが開いた音が全くなかったのです。 微睡んでいたので気付かなかったのかも知れませんが、人の気配を感じる程度に目が冴えていたのに、ドアの音に気付かないことがあるのでしょうか。 不思議に思いながらも、時間が許す限り仮眠を取りたいという思いから、布団を被り気にしないように努めていました。 すると今度は突然耳元で「そこは俺の場所だ!」という叫び声が響きました。

しかし、誰もいない…。

慌てて布団を跳ね飛ばすも、そこには誰もおらず、ドアも閉ざされたままでした。 寝るに寝られず、そのまま当直者の元に行くと全員揃っており、誰に聞いてもみんなずっとそこにいたと言い張ります。 夢でも見たのかとからかわれたものの、耳に残る声と生々しい息づかいが今でも頭から離れません。 いかがでしたか? 突然耳元で叫び声が聞こえたにも関わらず、周りに誰もいないとは…。 考えただけでもゾッとしますね。 次回の「心霊体験エピソード」もお楽しみに♪ ※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。

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