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藤田さいきが教えます!「FWはボールの手前を叩くとやさしいです」

  • 2022.1.27
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3季ぶり12回目のシード権を獲得した藤田さいきプロ。平均飛距離は245・14ヤードと衰え知らず。今回はフェアウェイウッド(FW)です。アイアンより飛距離が出ますし、うまく使いこなせればスコアメイクに大きな武器となります。上手に打ちこなすコツを教えてくれました。

藤田さいきプロの記事はこちら!

■払い打つイメージは難しく、ミスしやすい

フェアウェイウッドは地面の上からボールを打つクラブとしては、最も長い種類です。クラブが長い分、芯に当てるのが難しいので、うまく打てないというアマチュアの方は大勢います。

フェアウェイウッドというと「払い打つ」イメージを持たれている方が多いようです。私は逆です。払い打つではなく、むしろ打ち込むイメージをしています。ゴルファーの中には払い打つイメージを持つ人もいらっしゃるので、あくまで私のイメージです。

藤田プロは打ち込むイメージでフェアウェイウッドを打っている。ボールの先の芝が削れるぐらいでちょうどいい

私は払い打つイメージだと、ダウンスイングでクラブを低い位置から入れないと、と思ってしまいます。うまくミートできればいいのですが、少しでも体が起き上がったりするとトップやチョロのミスが出やすくなるのかなと思います。地面にあるボールを払い打つイメージというのは、とても難しいのかなと。

私の考えは、地面にあるボールは基本的に打ち込みます。クラブが長いフェアウェイウッドやユーティリティも例外ではありません。ボールの先の芝が少し削れるのが理想ですが、長いクラブでもボールの手前をたたくイメージでちょうどいいです。アドレスして構えた位置にヘッドを落とす感覚です。フェアウェイウッドはソールが広いので少しぐらい手前から入っても、滑ってくれるので大きなミスになりにくいのです。構えたらヘッドを真上に上げて、そのまま地面にたたきつけるイメージでちょうどいいと思います。

アドレス時のヘッドの位置にヘッドを戻すように落とす感覚でしっかり打ち込める。最初は通常通り構えたら剣道の面のように振りかぶって、上からヘッドを叩くイメージでOKです

■打ち込めば遠心力の影響も小さくなります

フェアウェイウッドが難しいといわれる要因の一つが遠心力です。アイアンに比べて、クラブが長くダウンスイング以降にかかる遠心力が大きくなるので、トップスイングから振り下ろしてくると手元が体から離れやすくなります。アイアンはクラブが短いので遠心力が小さいので、手元が体から離れずにコントロールできます。アイアンと同じイメージで打っていたとしても、遠心力の分、芯に当たりにくくなります。

手元が体から離れるというのは、スイング的には振り遅れてフェースが開いてしまいます。

ダフリやトップにならなくてもボールを押せないので、クラブの性能通りの飛距離やボールの高さを出せません。男性のようにパワーがあれば、手元が離れそうになっても大きなミスにならないこともあります。男性に比べてパワーのない女性は、特にこの現象で長いクラブが難しくなります。

払い打つイメージの難しさは遠心力にもつながってきます。払い打つとスイング自体横振りになるので、遠心力がよりかかりやすくなります。打ち込むイメージだと上からたたきつけるので遠心力が少なく、女性でも体から手元が離れにくくなる効果もあります。

クラブが長いとその分遠心力は大きくなります。フェアウェイウッドは遠心力が大きく手元が体から離れやすくなります。打ち込むイメージなら遠心力の影響を減らせて、ミート率が上がる

■正しいリストターンでミート率アップ

また、遠心力がかかるとインサイドから下りてきたクラブはアウトサイドに抜ける力が働きます。ドライバー編でお話ししました正しいリストターンを行えば、遠心力を利用してインtoインで振れるようになります。インパクト時もフェースとボールが正面衝突して効率よくボールにパワーを伝えられ、クラブ性能通りの飛距離、高さを出せます。

正しいリストターンは、普段通りクラブを握ってヘッドを胸の高さで横振りすることで体感できます。ポイントとしてはバックスイングでは、右ヒジを下に向けたままたたみ、左手甲、もしくは右手のヒラが真上を向くように動かします。そして、インパクトはアドレスの位置に戻して、フォロースルーは左ヒジを下に向けたままたたんで、左手甲、もしくは右手のヒラが下を向くように動かします。インパクトからフォローにかけて、ヘッドが手元を追い越していきます。これが正しい手首や腕、ヒジの使い方です。

ドライバーと同じように、自分が軸となってクラブに仕事をさせます。打ち込むイメージを持ってダウンスイングに移行、頭が目標方向に流れず、正しいリストターンができればミート率も格段に上がります

ただし、3番ウッドはとても難しいクラブです。わずかな傾斜地やラフから使うのは無謀です。3番ウッドより短い5番ウッドの方が易しいですし、多少ライが悪くても使いこなせると思うのでオススメです。

正しいリストターン

通常どおり構えてクラブを胸の高さに上げて横振りする。バックスイングで右ヒジをたたみ、左手の甲もしくは右手のヒラが真上を向く。インパクトはアドレスの位置に戻し、フォロースルーは左ヒジをたたんで左手の甲、もしくは右手のヒラが増したを向くように動かす

教えてくれたのは…藤田さいきプロ

ふじた・さいき/1985年11月22日生まれ、栃木県出身。ツアー通算5勝。2004年プロ転向。05年にツアーデビューし、06年から12年連続でシード保持。20―21シーズンは賞金ランキング28位で3季ぶりにシード復帰。ツアーでの平均飛距離は、36歳にして245・14ヤードで15位と飛距離は健在。2022年は11年ぶりの優勝を目指す。チェリーゴルフ所属。

撮影/村上悦子 取材・文/小高拓 取材協力/鶴カントリークラブ(栃木県)

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