ホテルで過ごすひとときに社会貢献という要素をプラス

最近よく聞く「SDGs（エスディージーズ）」。遠いようで意外に近い、私たちの暮らしの延長線上にある"世界をよくする”取り組みにフィーチャーします。

ホテルで過ごすひとときに社会貢献という要素をプラス

ロイヤルパークホテルズ

ロイヤルパークホテルズでは、社内の意識改革などをきっかけに、各事業を通じて社会課題の解決に挑戦しています。

左から、「ヘイスタック シャルドネ」（白）と「ザパスターズ ブレンド カベルネ・ソーヴィニョン」（赤）。（写真右上）キーコーヒーのフェアトレードコーヒー。（写真右下）生分解性ストロー

・自然環境に負担の少ない植物由来の「生分解性ストロー」を使用

・フェアトレード認証のワインとコーヒーを継続購入することで、開発途上国を支援

「ロイヤルパークホテル」（東京・日本橋）をはじめとしたロイヤルパークホテルズでは、2019年からSDGsの取り組みとして「生分解性ストロー」「認証ワイン」「国際フェアトレード認証コーヒー」を導入しています。

「ホテルチェーンで年間約28万本使用しているプラスチック製ストロー（ストレート）に代わる自然環境への負担の少ない生分解性ストローを導入しました。生分解性ストローは、トウモロコシなどのでんぷんから得られるポリ乳酸が原料で、自然循環型樹脂です。また、開発途上国の原料や製品を適正価格で継続的に購入することで、開発途上国の生産者や労働者の生活改善や自立を目指すフェアトレードの取り組みに賛同し、フルサービス型ホテル（東京・日本橋、横浜、仙台）では、認証ワインと国際フェアトレード認証コーヒーを提供しています」

これらはSDGsの＜1:貧困をなくそう＞＜１0:人や国に不平等をなくそう＞＜14:海の豊かさを守ろう＞などにつながっています。

教えてくれたのは…

津田 彩優美さん

ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ 経営企画部 経営企画課

ホテルレストランで食事をしたり、カフェでおしゃべりしたりする時間も社会貢献につながります。何気ないひとときも、未来のための行動にしたいですね。

SDGsとは？

SDGs（持続可能な開発目標／ Sustainable DevelopmentGoals）は、2015 年9 月の国連サミットで採択され、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための17のゴール（目標）・169のターゲットから構成される国際目標です。

17のゴール（目標）

貧困をなくそう

飢餓をゼロに

すべての人に健康と福祉を

質の高い教育をみんなに

ジェンダー平等を実現しよう

安全な水とトイレを世界中に

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

働きがいも経済成長も

産業と技術革新の基盤をつくろう

人や国に不平等をなくそう

住み続けられるまちづくりを

つくる責任つかう責任

気候変動に具体的な対策を

海の豊かさを守ろう

陸の豊かさも守ろう

平和と公正をすべての人に

パートナーシップで目標を達成しよう