とろける食感が魅力の"アボカドと牛肉のすき煮"

アボカドが入ることによって、まろやかな仕上がりになります！アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。

豆腐の代わりにアボカドで定番のおかずをつくります。クリーミーなアボカドと牛肉の相性がいいこと！トマトの甘味と酸味で味を深めます。彩りもきれい。

◇材料 (2人分)

アボカド：大1個（350g）
牛肉：200g（切り落とし）
生姜：小1／2片分（せん切り）
ミニトマト：8個（100g）
サラダ油：大さじ1／2
水：1／2カップ
酒：大さじ3
★ 調味料：
・みりん：大さじ2
・砂糖：大さじ2／3
・醤油：大さじ2
・胡椒：少々

（1）トマトの下準備
トマトはへたを取る。

（2）牛肉を炒める
フライパンにサラダ油を熱して牛肉を入れ、中火でほぐしながら炒める。

（3）調味する
肉の色が変わったら生姜を加えてさっと炒め、酒をふって水を加える。煮立ってきたら調味料を加えて混ぜ、蓋をして弱火で10分ほど煮る。

（4）アボカドの下準備
アボカドは縦半分にして種を取り、皮をむいて幅1.5cmの半月切りにする。

（5）合わせて煮る
フライパンにアボカド、トマトを加えて混ぜ、蓋をして3分ほど煮る。

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文：中村裕子写真：原ヒデトシ

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。