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「なんで強がっていたんだろう」理想の母親像を目指してノイローゼ気味になっていた私を救ったのは…

  • 2022.1.25

初めての子育て。私は妊娠中からたくさん育児書やネットの情報を読みあさり、「こんな母親になりたい!」という理想像を自分の中に作り上げていました。その結果、子育てがつらくなりノイローゼ気味に……。夫が買ってきてくれた子育てアイテムで救われたお話です。

全部自分でしようとしていた私

私には「こういう母親になりたい」という理想像がありました。例えば、おしゃぶりは歯に良くないから使わないでおこう、赤ちゃんの健康のために離乳食は絶対に手作りにすべき……などです。

赤ちゃんにとって良くないなんて根拠のないものばかりですが、当時の自分はなぜか「母親たるものラクしようなんて考えてはいけない。赤ちゃんのためにならないから」という考えがあり、子育てをラクにしてくれるアイテムを使おうという気はまったくありませんでした。

夫が子育て便利グッズを買ってきた!

実際に子育てが始まると、私の場合まったく育児書通りにはいきませんでした。抱っこで寝かしつけるのに2時間かかったり、育児に時間がとられて家事とじょうずに両立できなかったり、自分が思い描いていた理想の母親像とはかけ離れた自分の姿にイライラすることもしょっちゅうでした。そんなイライラしている私をみかねて、娘が生後4カ月になったころ、夫が子育てをラクにしてくれるさまざまなアイテムを買ってきてくれました。

おしゃぶりや電動ゆりかごベッド、市販の離乳食など、私が絶対に使わないで子育てをしたいと思っていた物ばかり。最初は「絶対に使わない!」と突っぱねていた私でしたが、夫に「ママがイライラしているほうが子どもにとって良くない」と説得され、いくつか使ってみることにしました。

子育てをラクにするアイテムを使ったら

まず使ってみたのは電動ゆりかごベッドです。これは私の娘には合っていたようで、抱っこの寝かしつけと違いすんなりと眠りについてくれました。寝かしつけは大きな悩みの種だったので、正直とてもうれしかったです。

寝かしつけがラクになった分、余裕をもって娘に接することができるようになっている自分に気づきました。それがきっかけで、少しずつですが子育て用の便利アイテムを使うようになりました。

便利アイテムを使うようになってから育児が数段ラクになり、つらかった育児を楽しめるようになりました。一生に何度もない子育てですから、最初から頼れる物は頼って楽しめばよかったな……と少し後悔しています。これからもラクをするのは恥という考えを捨て、楽しく子育てができる工夫をしていきたいと思っています。

監修/助産師REIKO


著者:レイトン 愛加

5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!

ベビーカレンダー編集部

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