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「おならじゃないんです!」動くとおならの音がする「腟なら」の悩みを改善!【体験談】

  • 2022.1.24

40代後半のある日、おならをした感覚がないのにぶっとおならのような音が出て恥ずかしい思いをしたしばこさん。原因を調べてみたら、なんと、加齢による骨盤底筋の緩みが原因で膣から空気が出る“膣なら”でした!

現在48歳の私の悩みは、「腟なら(ちなら)」です。あぐらをかく、歩くなど、何か動作をした際に突然腟から空気が漏れて、おならそっくりの結構大きな音が鳴るのです。しかも私の場合は連続で鳴ります。自分で意識して出しているわけではなく、腟ならは何げない日常動作をした際に不意に出るので、周囲に人がいると「おならじゃないんです!」と言い訳したくなるくらい、恥ずかしくなります。

恥ずかしい…私が動くとおならの音がする

私が腟ならにハッキリと気付いたのは、3カ月前。そのとき私はダイニングテーブルで仕事をしていました。疲れたので、いつものように椅子の上であぐらをかこうとしたところ、「ぶっ」と大きなおならの音がしました。「え? 私今、おならした? おならをした感覚はなかったんだけど……」と違和感を覚えたところに、続けざまに「ぶっぶっぶっ」とおならのような音が鳴るではありませんか。「えー? 何? おならしていないのに、おならの音がした。どういうこと?」と訳がわからず、軽くパニックになりました。

翌日、スーパーに行こうと道を歩いていると、ふいに「ぶっぶっぶっ」とまた例のおならの音がしました。周囲に人がいたので恥ずかしくなり「おならじゃないんです!」と心の中で言い訳をしながら、道を急ぎました。家から10分近く歩いてきたのに、なぜ急におならの音が鳴るのか? 実は私は無意識におならをしているんだろうか? そこまでボケてしまったのだろうか? そんな感じで、1カ月ほどもんもんと悩みました。

腟ならは骨盤底筋の緩みが原因

私の場合、長時間椅子に座っている状態から立ち上がったりあぐらをかいたりしたときに、音が出やすい傾向があるとわかりました。本当におならではないのか確かめようと、椅子に座って2時間映画鑑賞をしたあと、普段より開脚気味にあぐらをかいてみました。すると、腟から空気が漏れていることが自分でもハッキリ感じ取れました。

そこで、「腟 空気 おなら」のキーワードでネット検索してみたところ、腟なら(ちなら)という言葉を発見。腟ならは、骨盤底筋が緩むことによって腟の中にスペースができ、そこに外から空気が入り込むことで起こる現象だそうです。骨盤底筋が緩む原因は2つあり、1つ目は出産、2つ目は老化とのことでした。

私は湯船から上がったあとに腟からお湯が流れ出てくる状態も当たり前のごとく経験しており、かつ尿漏れもありました。年齢からしても、老化が原因で骨盤底筋が緩んでいるんだと自覚。腟ならの悩みを解消するには骨盤底筋を鍛えると良いとのことなので、骨盤底筋を鍛える方法を調べました。

次に、骨盤底筋を手軽に鍛えられる方法をお伝えします。

1回3分足らずのお手軽体操で腟ならを改善

ネット上には、骨盤底筋を鍛える方法として、美容クリニックの機械で施術する方法や、腟内にインナーグッズを入れて骨盤底筋にダイレクトにアプローチする方法など、いろいろな方法がありました。でも、お金をかけるのも嫌だし面倒くさいと私の場合は続かないので、1番簡単そうな骨盤底筋を鍛える体操を始めることにしました。

私が選んだ体操は、10秒間腟を締めることを10回繰り返すというものです。具体的には、どんな姿勢でも良いので息を吸って呼吸を止めたまま10秒間腟をキュッと締めたあと、5秒かけて息を吐きつつ腟を緩める。これを10回繰り返します。初めは腟を締めることがうまくできなかったので、まず肛門に力を入れてから腟に力を入れるという2段階ステップで腟を締めていました。



また、初めは10秒間腟を締めることができなかったので、5秒間から始めました。毎日何時になったら体操をするというような時間は決めずに、キッチンで食器を洗っている間や仕事の際中など、こまめに体操をしました。特にスマホの無料アプリを使用中、CM動画が流れるときは必ず体操をするように心がけました。

まとめ

体操を始めて1カ月たった今では、あんなに悩んでいた腟ならは出なくなりました。そして何年間も当たり前になっていたので気にもしていなかった、湯船から出たときに腟からお湯が流れ出るという状態も気が付いたらなくなっていて驚いています。

三日坊主な私が体操を継続できているのは、座っていても立っていても寝ていても、いつでもどこでも気付いたときにすぐできて、しかも短時間で終わるという点が自分に合っていたからだと思います。これからも気負わずに緩く体操を続けていきたいです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:しばこ

主婦ライター。更年期で不眠気味。毎日が不調。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

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