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最強のパーティガールズ降臨。EDMシーンのニューヒロイン、NERVOに来日インタビュー。

  • 2015.8.20
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Ultra Music FestivalやTomorrowlandをはじめ、年間200本を超えるステージに出演し、世界を熱狂させる女性No.1DJ、NERVO。渾身のファーストアルバム、『COLLATERAL』の製作秘話から、聖地イビサや各国のクラブ事情、そしてファッション界からも大きな注目を集める2人のスタイルチップとは?ミムとリブ、EDMシーンを駆け上がってきた2人の魅力に迫る。――ファーストアルバム『COLLATERAL』は、今までのキャリアとアーティストとしての新境地、その両方が凝縮した聴き応えのある作品ですね。

Mim(以下M)「ありがとう! 今まで、David Guetta、Ke$ha、Kylie Minogue、Armin Van Buurenといった素晴らしいアーティスト達と一緒に作品を生み出してきたけど、今回は2人のパーソナルな部分も表現できたと思う。今回のタイトル『COLLATERAL (財産) 』にもあるように、これまで経験した全てのことがアルバムに詰まっているの。その結果、ダンスミュージックだけじゃなく、ドライブやベッドルームでも聞けるような色々な個性を持った楽曲が集まったと思う」

Liv(以下L)「例えば、「You’re Gonna Love Again」は、4〜5年前に2人とも同じタイミングで恋人と別れてしまったことについて書いた曲。逆に「It Feels」は、再び新しい恋に出会ったことを歌っているのね。つまり、自分達のことを赤裸々に披露しているんだけど(笑)」

――「Hey Ricky ft. Kreayshawn, Dev & ALISA」では、日本から植野有砂さん(FIG&VIPER)も参加していますね。

L「以前、リトルツインスターズ(キキララ)とコラボした時に来日して、荷物が届かないというハプニングが起こって。衣装がなくて困っていたんだけど、その時に協力してくれたのがALISAだったの。彼女は仕事熱心で素晴らしいアーティスト。だから今回、歌手として参加してもらったのよ」

M「この曲は、LAの友達から聞いたエピソードを元に作った曲よ。内容は、その子の元彼が最悪な奴だった……っていう(笑)。少し過激かもしれないけど、ミュージックビデオを観た女の子なら、絶対に共感してもらえるはずだわ!」

――今回は、新木場のageHa@STUDIO COASTで行われたショーのため、約1年ぶりの来日となりました。日本は大好きということですが、必ずやること・お気に入りの場所があれば教えてください。

L「渋谷の109で絶対に買い物はするわね。今回初めて新宿のロボットレストランに行ったんだけど本当に凄かった! それとラーメンも大好き! 原宿の餃子屋さんにも行ったんだけど、とにかく日本の食べ物は最高ね」

M「コンビニで売っている、ツナマヨのおにぎりも大好き! 他の国でも売っているけど、海苔とご飯が別々になっているのは日本だけなの。日本のお米が、世界で一番美味しいと思うわ!」Photo: Moto Matsumura Interview: Takashi Suzuki

〈Liv〉トップ ¥3,500/SPIRALGIRL(スパイラルガール) パンツ ¥5,800 チェーンネックレス ¥4,000 パームツリーのついたネックレス 参考商品/すべてFIG&VIPER(フィグ アンド ヴァイパー) その他/すべて本人私物 〈Mim〉ブラウス ¥7,500 ワンピース ¥6,200 ベルト ¥2,000 ヘッドバンド ¥1,500 リストバンド 参考商品/すべてFIG&VIPER(フィグ アンド ヴァイパー) レースアップブーツ ¥25,000/AULA AILA(アウラ アイラ) その他/すべて本人私物

――音楽活動だけじゃなくモデルに起用されるなど、2人のファッションに憧れている女の子も多いですが、自分達にとってのファッション・アイコンを教えてください。

M「ケイト・モス、グウェン・ステファニー、リアーナは、ファッションセンスだけじゃなく、同じ女性としても憧れの存在。最近でいえば、マイリー・サイラスの活動やビジュアルは、凄く攻めていて刺激になるわね」

――NERVOのスタイルといえばカラフルでエッジィというイメージがありますが、最近はどんなファッションが好きですか?

L「その時々のシチュエーションによって着る洋服が違うの。例えば、レッドカーペットを歩く場合は、ラグジュアリーなものを選んだり。先日もセレブが集まるパーティがあったけど、その時はヴェルサーチやアレキサンダー・マックイーンをチョイスしたわ。最近でいえば、イギリスのQASIMIがお気に入りかな」

M「パーティやライブだと、ジェレミー・スコットやジョイリッチのスキニーを履いたり、Black MilkやNasty Galのようなカジュアルな服をネットで買うこともあるわ。基本的に移動が多いから、あまり洋服を持ち歩かないようにしているんだけど」

――ちなみに、この夏にオススメのフェスファッションはありますか?

M「今シーズンは色々なブランドが、水着をベースしたトップをリリースしてるじゃない? 普段使いもできるしフェスやパーティにも使えるから、私達もチェックしてるわ」

――本当にスタイル抜群の2人ですが、その体型はどうやってキープしてるの?

M「週5回ライブをやること(笑)!」

L「この前、友達に誘われてLAのハードで有名なエクササイズに行ったんだけど、ライブのほうがぜんぜんハードだと思った。しかも、いつも飛行機に乗り遅れそうになって走っているから、それも良い運動になっているのかもね(笑)」Photo: Moto Matsumura Interview: Takashi Suzuki

〈Liv〉トップ ¥3,500/SPIRALGIRL(スパイラルガール) パンツ ¥5,800 チェーンネックレス ¥4,000 パームツリーのついたネックレス 参考商品/すべてFIG&VIPER(フィグ アンド ヴァイパー) その他/すべて本人私物 〈Mim〉ブラウス ¥7,500 ワンピース ¥6,200 ベルト ¥2,000 ヘッドバンド ¥1,500 リストバンド 参考商品/すべてFIG&VIPER(フィグ アンド ヴァイパー) レースアップブーツ ¥25,000/AULA AILA(アウラ アイラ) その他/すべて本人私物

――日々、世界各国でプレイしていますが、今までのベスト・パーティを選ぶとしたら?

M「それは、本当に難しい質問ね……一番好きな食べ物を選ぶくらい(笑)。フェスだったら、2013年の『Tommorowland』やブラジルの『Dream Valley Festival』がとても印象に残っているわ」

L「クラブならワシントンDCのEchostage、カナダのNew City Gas、ニューヨークのSPACE IBIZA、ラスベガスのHakkasan Nightclubは素晴らしいわね。それと、イビサのUshuaia Ibizaのデイパーティもオススメよ」

――サマーシーズンはイビサで過ごしているということですが、NERVOのお二人のオススメスポットや楽しみ方を教えてください。

M「イビサは私達にとってホームグラウンドのような場所。本当に音楽のためにあるような島だと思う。だから、訪れる人もオープンで島全体が楽しい空気に満ち溢れているわ。食べ物も美味しいしビーチも綺麗。訪れるだけで良いエネルギーをもらえるはずよ」

L「夜にクラブに行くのなら、PACHA、SPACE、Amnesiaの3つは本当にオススメ。昼間は車を手配して、海沿いのレストランに行くことがベストかな。ビーチだからみんな素足でご飯を食べていて、本当に気持ちいいの。太陽の日差しを浴びながら、サングリアを飲むのが最高ね(笑)」

――基本的に音楽中心の生活だと思いますが、自分のiTunesに入っているお気に入りの曲は何ですか?

M「リリースは少し前になるけれど、BANKSの『ゴッデス』は本当に素晴らしアルバムで全曲お気に入り。それと、Galantisの『ファーマシー』も好きでよく聴くわ」

――今後、新たにコラボをしたいアーティストがいたら教えてください。

M&L「最近は、ジャスティン・ビーバー×ディプロ&スクリレックスだったり、アッシャー×マーティン・ギャリックスといったように、大物シンガーとEDMアーティストのコラボが積極的に行われているでしょ。もしもNERVOがコラボするなら、エミネムがいいわね。彼がダンスミュージックに乗せてラップするなんて、とてもクールじゃない!」Interview: Takashi Suzuki

――ミュージシャン、DJ、プロデューサー、モデルとしても活躍するお忙しい2人ですが、そのパワーの源を教えてください。

M「モデルの仕事もインタビューも大好きだけど、基本的には全ての活動を最終的にNERVOの音楽に繋げたいと思っているの。2人とも、スタジオで楽曲を制作して、ステージでプレイして、グッスリ眠ることが大好き。だから、そのための努力は惜しまないわ」

L「間違いなく、2人とも完璧主義だと思う。例えば、昔の楽曲がラジオで流れてくると、“もっとこうすれば良かった……“と反省しっぱなし。そういった、自分達の音楽に対する妥協しない姿勢こそが、NERVOのパワーの源になっているのよ」

――ちなみに、ボーイフレンドに対しても完璧を求めますか?

M&L「イエス!!! でも、それが大問題なのよね。もっと柔軟に広い心で相手を受け入れなきゃいけないんだけど、どうしても完璧を求めちゃう(笑)」

――ファーストアルバム『COLLATERAL』と共に、NERVOの更なる活躍を期待しています! 最後に、今後のビジョンを教えてください。

M&L「ファンやクライアントが望むような作品やパフォーマンスを提供することはもちろん、同時に自分達が大好きなことをやり続けていきたいし、自分達のための音楽を作り続けていきたい。これからも5ヶ月間イビサ、残りをヨーロッパとアメリカ、といったような忙しい生活を続けていくと思うけれど、更に新しい楽曲やアルバムも制作していきたいと思っているわ!」Interview: Takashi Suzuki

参照元:VOGUE JAPAN

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